貝殻

かいがら

貝の殻のこと

貝殻とは

軟体動物の鎧であり住み家、主成分は炭酸カルシウムで外套膜が分泌する。

造化の妙で、非常に美しい色や形に進化した種類も多い。

世界中にコレクターが存在し、希少な種類の物はかなりの高値で取り引きされている。

◆文明との関係

【貝貨・ばいか】

古代中国の殷王朝では、最初の貨幣としてタカラガイ(キイロダカラ)が使われていた。

東南アジアとの交易でしか手に入らない希少性と美しさ、豊産・再生を表す様な形状、丈夫さと保存性の高さから選ばれたと思われる。

貝貨はアジア・アフリカ・オセアニア・北アメリカ等でも使用されていた。

オセアニアでは、現在でも地域通貨として流通している。

※タカラガイ・左下の画像

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