概要
ミジンコは、甲殻類に属する節足動物の一群。水中でプランクトンとして生活する。
通常、雌しかいない微小動物である。
水中のバクテリアを主食とし、天敵が来襲した時に角を出して威嚇する術を持つ種もおり、繁殖方法は自分のコピーを作って増やす単為生殖を行う。
しかし、生息域に増えすぎた場合のみ、雄を生み出して有性生殖を行う。
特徴
腕のようなものは触角であり、それを使って水中に前進する。
ずんぐりした体型に見えるが、体は左右2つの背甲に包まれ、中身はエビのような細短い胴体である。
理科の実験や写真の影響か、投稿されるイラストは横を向いている物が多い。
対になる二つ目をもつと思われるが、実際、この目は2つの複眼から融合した1つ目であり、透明の頭部の中に囲まれる。
ミジンコの名を持つ別の甲殻類
・貝虫(カイミジンコ)
・カイアシ(ケンミジンコ)