概要
CV:奈良徹
天野景太の父親。映画版の描写から判断してケイゾウの息子であるが、名前は不明。容姿は肌や髪の色、運動会の時に見せた表情など明確に父親似である。イメージカラーはライトグリーン。ケマモト村生まれ・育ちのようであるが明確な描写はない。
年齢は高卒採用の場合三十四(1980年生)、短大・専門学校卒採用の場合三十七(1977年生)、大卒採用の場合三十九歳(1975年生)と思われる。出世速度や上司に目をかけられている度合い、読書の習慣や教養があることなどからみて大卒の可能性が高い。いずれにせよ昭和50年代生まれであり、少年時代を送ったのはバブル期である。ケイゾウは息子に比べると遅い子持ちだったと言える。就職と同時に結婚し、結婚四年目にケータをもうけているのはこの世代としては早い部類と言える。
職業はごく普通の商社さくら商事に勤めるごく普通の典型的サラリーマンで、2015年の時点で入社十六年目。フミちゃんの父とは同僚。階級、所属部署などは不明だが、企画、営業に携わる部署である模様。交際に忙殺されていること、部長と面識があり頻繁に電話連絡を受けているらしいこと、昇格を狙うよう勧められること、妻が専業主婦でありながら戸建と自家用車を所有し中流の生活水準を維持していること、部長に対する対応、社長が飲みに誘うしかもこれを断って許されていること、プロジェクトリーダーを任される、社内の政治力学によってかこれを解任される、上司と似たプロジェクト案を提出しても特に報復を受けた様子がない(強いて言えば案がお蔵入りになったことか)、ミスターエポックマンのスーツアクターを自宅に招くことができるなどのエピソードから、少なくとも30分後の父親や1時間後の父親同様ある程度の権限を持ち無理も頼める中間管理職、課長級であると思われる。
また妻もそのことを知っていて起こすのに利用するほど部長に対する忠誠心が厚く、おそらく部長と同じ派閥に属している(あるいは子飼い)と思われる。サンデーパパ回での部長、社長とのやりとりは派閥のボスである社長に幹部である部長が顔つなぎをしようとした可能性もあり、派閥内でも期待されていることがうかがえる。
ケータのお年玉が連年増額されていることからも年収が上昇、つまり地道な昇格を重ねていると思われる。
要はごく普通の幹部候補社員のようだ。
性格など
温厚さ、押しの強い目上や女性への弱さなど1970年代後半生まれの特徴を強く持つ。
ゲームのクエストでは度々忘れ物をして息子の手を煩わせるなど少し抜けてはいるものの、息子の運動会には応援に駆け付けるなど家族思いの良き父親である。
バブル期に少年時代を送ったためか社交的かつ仕事熱心な性格で、職場の飲み会やゴルフには必ず参加し、正月出勤も厭わない(ただしダラケ刀のだらけレベル1で正月出勤を中止したところはやはりケータの父である)またケータとの約束で家族サービス中に社長から飲みに誘われた際には悩んだ末に断るなどしている。
そのかいあって妖怪ウォッチ3では海外勤務を任されセントピーナッツバーグへの転勤となった(USA本土への転勤でしかも宇宙センターのお膝元とあって、まず出世コースである)。
妖怪による原因以外では夫婦喧嘩をしない、基本的に仲睦まじいタイプ(ただし妻の気の強さや財布の紐の固さには悩まされている)。無印のゲームEDのスタッフロールでは妻とのラブラブな様子が描かれており、TVシリーズOPでも妻と踊っている。
ケータとはコミュニケーションもしっかり取れており親子関係も良好である。
妻と比べるとケータを叱るシーンは非常に少ないが、いたずらに甘やかしている訳でもなく、うみぼうずに憑りつかれて水着を脱いでしまい全裸になった上にタコをパンツ代わりに穿くケータに厳しい視線を向けたり、オーバーガーに憑りつかれて妻の突き指にオーバーリアクションによって感謝したケータを叱っていたりもした。ケータがおれリュウに憑りつかれ嫌いな野菜を残した際も、見逃さずに指摘していた。また、映画2作目のコミカライズ版では、妻共々歯磨きしながら寝坊したケータを見送る際に「遅刻してもつまんない言い訳するなよ」と言っていた。
2014年のクリスマスのエピソード、かりパックンに取り憑かれた際の行動、あしたガール回の行動などから息子の嗜好は把握しており、好きな物欲しい物は読める様だが、母親(ケータの祖母)は季節の感覚が外れている。
ゲーム第2弾では饅頭は『元祖』派(おそらくパパつながり)。
最強の企業戦士級に足が臭い。
シャドウサイドの時代
シャドウサイドの時代においてどうなっているのかは言及、描写されていない。
定年制度が現行のままであればTVアニメシリーズの年代には定年退職していると思われる。比較的裕福なケータの家の様子から見るに、少なくとも管理職級(上司の接し方から見て部長級への昇格はまず間違いない)への昇進を果たしたと思われる。