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古来の代表的な歌人百人について、一人一首を選んでつくった詞華集のことである。

藤原定家小倉百人一首が特に有名で、単に百人一首といえばこれを指すことが多い。

以下では、この小倉百人一首について詳述する。

歴史

宇都宮蓮生(宇都宮頼綱)が京都嵯峨野に建築した別荘、小倉山荘の襖色紙の装飾の為に、蓮生より色紙の依頼を受けた鎌倉時代の歌人藤原定家が、上代の天智天皇から、鎌倉時代の順徳院まで、百人の歌人の優れた和歌を年代順に一首ずつ百首選んだものが小倉百人一首の原型と言われている。

男性79人(僧侶15人)、女性21人(天皇1人、内親王1人、女房(今で言う執事兼家政婦)17人、母2人)の歌が入っている。

成立当時まだ百人一首に一定の呼び名はなく、「小倉山荘色紙和歌」や「嵯峨山荘色紙和歌」などと称された。

なお、現在「小倉百人一首」と呼ばれるのは、定家がこれを編纂した地が小倉山であったと伝えられているためである。

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百人一首の編集履歴2011/04/28 21:55:53 版