概要
『仮面ライダービルド』に登場する仮面ライダークローズの剣型専用武器。
剣身にはイコライザーのようなメーターがついており、出力に応じてそのゲージが上下する。
グリップエンドを引っ張ると「ヒッパレー!」の音声が鳴り、操作回数に応じた技を発動する。
名称はいずれも「○○ヒット」というものになっており、「○○」の部分はグリップエンドの操作回数に応じ変わる。
また、過去に龍我がドリルクラッシャーを使用して戦ったデータが反映されているとのこと。
スマッシュヒット
第11話初使用。グリップエンドを1回引くことで発動する。
刀身に蒼炎を纏わせて斬撃を放つ。
ミリオンヒット
第11話初使用。グリップエンドを2回引くことで発動する。
刀身から波形状のエネルギー刃が伸び、衝撃波として飛ばすことで連続ヒットする。
メガヒット
作中では未使用。グリップエンドを3回引くことで発動する。
『ガンバライジング』における表技。
必殺技
鍔の中央にフルボトルをセットすることで「スペシャルチューン!」の音声が鳴り、グリップエンドの操作回数に応じた必殺技が発動する。
名称はいずれも「○○スラッシュ」というものになっており、こちらも「○○」の部分が操作回数に応じて変わる。
スマッシュスラッシュ
劇中未使用。フルボトルを装填してグリップエンドを1回引くことで発動する。
ミリオンスラッシュ
第11話初使用。ロックフルボトルを装填してグリップエンドを2回引くことで発動する。
刀身から蒼炎の火炎弾を飛ばし、ナイトローグを撤退させた。
第16話ではビートクローザーの刀身から鎖状のエネルギーを放出し、フライングスマッシュハザードを捕縛、ラビットタンクスパークリングフォームのスパークリングフィニッシュとのコンビネーション攻撃を行った。
メガスラッシュ
ロックフルボトルを装填してグリップエンドを3回引くことで発動。
刀身に蒼炎を纏ったあと、鍵型のエネルギーで斬撃を繰り出す。初使用の第13話ではオクトパスライトフォームのボルテックフィニッシュとのコンビネーション攻撃を行った。
立体物
DXトイにて販売。 劇中同様レバーギミックや音声ギミック、フルボトル装填ギミックが再現されている。
余談
恐らく音声のモチーフは「ヒットパレード」などを始めとした音楽関連。武器名も実在の音楽雑誌「CROSSBEAT」からか。
龍我に音楽との関連性は全くないため、何故そのようなモチーフを採用したのかは一見意味不明だが、BEATという英単語には「叩く」「殴りつける」といった意味合いもある(実際仮面ライダー剣にはライオンビートというパンチ技が、仮面ライダーカブト劇場版限定ライダー)共通技としてライダービートがある。)龍我は元格闘家なため、開発者である戦兎の脳内で「格闘家→殴りつける→ビート→音楽」といった連想ゲームがあったのかもしれない。あるいはドラゴンとベストマッチするボトルが「ロック」フルボトルだからだろうか。
なお、現実には音楽と格闘ゲームが融合したドラグレイドが存在し、ビートを刻んでコンボを決めるというゲーム内容になっているため、全く関連のないモチーフという訳でもなさそうである。