「ベアトリクスだ。どんな困難だろうと、どんな逆境だろうと、私が道を切り拓いてやる!」
「上等、来な」
概要
イベント『自由をその手に』にて登場。
《組織》の一員。
因果を喰らい勝利を手繰り寄せる剣「エムブラスクの剣」の契約者。
ゲームのガチャで『グラム』を手に入れると通常Ver.、『デルタ・モヌメン』(期間限定)を手に入れるとハロウィンVer.、『デルタ・クォーツ』(期間限定)を手に入れると水着Ver.が仲間になる。
ちなみに、ハロウィンVer.でSRへ降格した理由は公式サイトの新キャラクター紹介には「子供に悪戯されて」と解説(?)されている。
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ | |
---|---|---|---|
SSR | イモータル・アソールト | エムブラスクの剣 ユニフィケイション ゼフィアー | エムブラスクの契約者 クロック・オー・デルタ |
SR(ハロウィン) | イモータル・アソールト | ネード・シニネ ネード・プナネ ライジングスター | 不滅の見切り |
SSR(水着) | イモータル・アソールト | ネード・シニネ/ネード・コッラネ ネード・プナネ ライジング・スター | 不滅の見切り ちょっとタンマ! |
容姿
茶色の長い髪でサイドポニーに形状は近い。やや後ろ目で青い紐で結っている。
その身を包む群青の鎧はかつてコンビを組んでいたゼタと似た形をしている。
おっぱいはなかなかに恵まれたものを持っており、ショートパンツで露出が高い。
公式漫画などでは瞳の色は緑だが、ストーリーなどでは茶色になっている(減色されている?)。
そのため、投稿されているイラストでも茶色い瞳の物が見受けられる。
なお、ストーリーの立ち絵が減色されて瞳の色が変わる現象はソーンや、コラボキャラの山姥切国広など、他のキャラでも確認されている。
ハロウィンバージョンでは、自分で店で選んで買ってきた魔女の仮装。
普段以上に露出度が上がっているが、本人は相当気に入っているようだ。
…なお、本来であれば組織から仮装、もとい変装用の衣装を送られているはずなのだが、全く気づかなかった模様。
また、エムブラスクの剣まで見た目が変化しているが、本人は着替えた頃にはこうなっていたとあまり気にしていない。
上限解放後は子供たちに集られており、衣装を引っ張られている上、帽子もろともエムブラスクの剣まで持ち去られてしまっている。
水着バージョンでは、これまたゼタと対比となる群青のビキニ姿で、薄いパレオを付けている。
初登場が2017年2月と冬真っ只中(これは水着ガチャ復刻時期に新規追加されたため)で、場違い感甚だしくツッコミが多々上がったが、何とゲーム中でも極寒に水着という設定。
SD絵でも寒さで震えている。大事なエムブラスクの剣を池ポチャなんかするから・・・。
後日のアップデートで、スキン設定をすることで上限解放前の寒がっていない状態を選ぶこともできるようになった。
スキン
- レーシングスーツ
「プラチナ・スカイ」でPSC参加した際に着用していたぴったりスーツ。
性格
やや男性的な口調。
自信家で、強気に出る事が多いが、仲間内ではいじられ役。
イベントにて功を焦り敵に踊らされた挙句に捕まり、
(衣服の構造もあるが)胸から下腹まで大きく露わになった姿で晒し台に縛り付けられ
磔姿で引き廻されるという鮮烈なデビューを飾ってしまった。
その煽情的な姿たるや、“イベントが数ヶ月早ければ2015年冬コミにベアトリクスの同人誌が出ていた”と話題になるほどである。
功績の為に捨て身で任務を行うため度々問題を起こしているトラブルメーカー気質の面があり、似たような窮地に陥った事は一度や二度ではないようだ。
だが冷静であれば本来の「逆境であるほど強くなる」という武器の特性を活かし誰よりも強くなれる。
(イベント中はかなり辛辣な態度だったユーステスも、彼女の強さ自体は認めている)
責任感が強く、如何なる窮地にも屈さず生還する誉れ高い女性剣士である。
功を焦る背景には家の事情が関わっているらしい。
料理、というかお菓子作りは大得意だが、どういうわけか、どんな料理を作っても何故か美味しいお菓子の味になってしまう奇天烈な特技(?)がある。
ゼタの元相棒で、彼女とは組織に入る以前からの仲。いつもからかわれてばかりだが、一番ベアトリクスを知っている、相棒というよりは姉と妹のような関係。
ハロウィンでは上述の通り変装と間違えて仮装で出かけており、子供たちに自作のお菓子を配った結果、それが非常に美味しいのと、ベアトリクス自身の性格で子供たちに良いように狙われてしまい、任務どころではなくなってしまった。
初登場時からそれらしき背景は匂わせていたが、ハロウィンバージョンの紹介文でかつて栄えた貴族の子孫、いわゆる没落貴族であることが明言された。
2016年末から2017年1月8日までにかけて行われたイベント「プラチナ・スカイ」においては、
競技専用の小型騎空艇『走艇』を使って行われる騎空艇レース大会『PSC』に、『組織』の任務の一環として、ゼタと一緒に出場。
エムブラスクの剣を動力源に組み込んだ走艇で、その特性を利用して、大会内でも奮闘するが…。
なお、彼女が自分の走艇につけた銘は『ピンキー・ベアハート・ポッピン・ファイター』。長い。
レース中においても実況さんにそのネタでツッコまれた挙句名前を略されていた。
なお、この件についてベアトリクス当人はピンクを基調にしたファンシーな走艇のデザインともども「可愛いだろ!」との供述を繰り返している。
前々から言動のあちこちに散見されていたが、男口調でがさつとも見られがちなその普段の言動とは裏腹に、個人的嗜好はかなり少女趣味なセンスのようである・・・。
性能
闇属性SSR版
「時計」に見立てたターンごとに異なる能力変化が発動するサポートアビリティ「クロック・オー・デルタ」を持つかなりトリッキーなキャラクター。
「クロック・オー・デルタ」は「複数の能力変化を組み合わせたセット」が3つあり、ターンごとに違うセットに入れ替わっていくというもの。アビリティは3つすべてこの「クロック・オー・デルタ」をコントロールするためのものである。上手く条件を作り整えれば絶大な火力を出すことが可能だが、3つのセットにはいずれもデメリットとなる効果が混ざっているので制御に失敗すると途端に窮地に陥ることとなる。
もうひとつのサポートアビリティ「エムブラスクの契約者」はトリプルアタック発動時に「クロック・オー・デルタ」の各効果を延長するというもの。トリプルアタックが発動するかどうかはランダムなため、欲しくない効果が延長されてしまい予定が狂うという残念な仕様になっている。
しかも、以上の複雑な操作を乗り越えても、アビリティが全て自分の状態に関する事であり、実際に戦闘中にやっていることはひたすら通常攻撃するだけであり、味方を強化したり敵を弱体させたりといったことが出来ないのもマイナスポイント。
止めに、闇属性にはヴァンピィやナルメアといった、より強力、かつ運の要素が少ないアタッカーがいるのである。
まとめると
・操作が複雑で覚えることや計算することが多い
・運の要素があり、計算しても思い通りの結果になるとは限らない
・運良く思い通りに運用できたとしても、通常攻撃しか出来ない
・ベアトリクスより操作が簡単で運の要素も少ない強力なキャラが他にいる
という有様であり、これまで最弱SSR筆頭候補であったガンダゴウザと同等、もしくはガンダゴウザ以下という散々な評価を受けた。
後の修正によってサポートアビリティが強化効果だけを延長するようになり、デメリットを消す事が出来るようになった。
これによって、時間はかかるが3つの効果を全て重ね掛けで強力な状態になる。
そのためトリプルアタックさえ安定して繰り出すことが出来れば、ただ殴るだけでひたすら強化される強力な素殴りアタッカーとなった。
ただしそれを実現するには四天刃・真やコルタナと言ったレア装備が必要となるため、真の力を発揮させるにはかなりの手間と時間を要する。
また、奥義効果に逆境(背水)が追加され、素殴りアタッカーとして更に強くなっている。
余談であるが、「クロック・オー・デルタ」の時計の針は1ターン毎に4時間ずつ進む仕様となっており、時刻はエストニア語が使われている。しかしネード・ヌル=0時、ネード・ネリ=4時は合っているのだか、8時には何故かエストニア語で「7」を意味する「セイツェ」が使われている(本来ならば「ネード・カヘクサ」が正しいのだが、何故そのようになっているのかは不明)。
火属性SRハロウィン限定版
SSR版にあった時計の効果を、自動ではなく任意で発動する、というコンセプトで作られた限定SR版。
属性が闇属性から火属性になり、レア度も下がっている為、素のステータスは下がっている。
しかし、アビリティの構成が
・敵対心を上げ、防御が下がる代わりに連続攻撃確率を上げる捨て身
・オーバードライブ時の相手への次の攻撃に3倍近くの倍率を乗せる反骨
・自身のHPを40%消費して8ターンの間、HPが少ないほど自身の攻撃力を上昇されるバフ
・自身のHPが減るほどクリティカル率アップ+回避率アップのサポートアビリティ
とデメリットを持つが非常に強力なアビリティばかりが揃っている。
特に2アビと3アビが強烈で、反骨は通常攻撃のダメージ上限を突破する数少ない手段なため、三手持ちのアテナ槍があり、追加ダメージ付与などに長ける火属性に非常にマッチしている。
3アビも、8ターン継続という長期バフでありながら、上昇値も高い乗算タイプのバフな為、並みのSSRよりも火力が出る場合が多々。
HPダメージも逆に、背水の攻撃力上昇のトリガーを自前で引く事に使えたりと、メリットとして転用する事も可能。
サポアビの効果もあいまって、追い詰められれば追い詰められるほど、火力が増し、回避して生き残る可能性が上がるという、「逆境に追い込まれれるほど強くなる」という部分を上手く再現されているアビ構成であり、火のSSRキャラを押しのけてスタメンに十分入るアタッカー性能となっている。
ただし、各種デメリットのせいで回避できずに落ちる時はすぐ落ちる時があるのはご愛嬌。
周りでサポートする、1アビの使用を抑える、瞬間的な火力を出すだけ出して落ちてサブと代わってもらうことを前提にする、など運用には多少工夫が必要。
火属性SSR水着限定版
アビリティ名を見れば分かるが、ハロウィンバージョンと基本同じ。
それでいてステータスとダメージ倍率がSSR相当であるため、つまりはハロウィンバージョンの強化版ということである。
ネード・シニネが再使用時にネード・コッラネになり、さらに能力が強化されたり、サポアビにより生存力が上がっていたりと、使いやすさが向上している。
代償として自分が狙われやすくなるが、連続攻撃がほぼ確定レベルで出るため、反骨時の火力は相変わらず凄まじい。(反骨とはドライブバーストのようにオーバードライブ時の敵に強力な攻撃を繰り出せるようになれる状態のことで、攻撃アビリティを持たないベアトリクスが反骨状態で奥義や連続攻撃を繰り出すと、ものすごい勢いで敵を削ることができる。)
但し、それは自分のHPをギリギリまで削った上に高火力を出し、
敵の攻撃を運次第で何とか回避する、といったシロモノなので、
大体の場合は直ぐに殴られて落ちるのがホントのところ。
その当て馬っぷりは戦闘中でも変わっていない、というか進歩していない。
火力面も上がっているが、ハロウィンバージョンの時点で既にSSR超えの火力が出ていたので、実は装備が揃っている状態だと劇的に火力に差が出る訳でもない。
(装備が不十分だと、ステータスや倍率の影響が如実に出る)
よって「介護が楽になったハロウィンベアトリクス」という認識でいいだろう。ただし改善されたとは言え、他キャラに比べるとかなり落ちやすいので要注意。
関連イラスト
SSR
SR(ハロウィン)
SSR(水着)