データ
概要
『ウルトラマンティガ』第13話「人間採集」に登場した宇宙人で、鳥か恐竜のような尖った顔をしており、目が複眼状(下っ端は黄色、ボスは赤)になっているため、ムナカタからは「クロウ人」、真一少年からは「カラス人間」などと呼ばれていた。爪がやたらと長いこと以外は人間によく似た体つきをしている。当たった対象をミクロ化させる縮小光線銃が武器。ボスは目からビームを放つことも可能。
地球人に似た種族(の宇宙人)を奴隷としてこき使っていたが、長らく酷使し続けた結果絶滅寸前となってしまい、労働力不足回避のためわざわざ地球までやってきて奴隷狩りを行った。地球に来てからは夜な夜な縮小光線銃を使い人間を小さくして捕獲していた。ある晩、その様子をシンジョウ隊員のいとこの真一に目撃され、GUTSに通報される。その後真一を捕獲し、救出のために単独で乗り込んでいたシンジョウ隊員も捕獲する。しかし、シンジョウがPDAから発信したエマージェンシーコールでアジトの場所を特定され、ティガとGUTSの活躍により部下は全滅、捕らえた人々も解放されてしまう。逆上したボスがティガを縮小光線銃で捕獲するも巨大化されて銃を破壊され、ティガと互角の戦いを繰り広げたのちUFOに逃げ込み、星に帰り成果を報告しようとするも、シンジョウ隊員が「もし奴を逃がしたら仲間を呼んで大規模な人間狩りが行われる」と言ったためティガにUFOごとスカイタイプのランバルト光弾で吹っ飛ばされ、彼らの計画は阻止された。捕らわれた人々も、皆ホリイ隊員が縮小光線銃を解析したお陰で、元に戻れた。
仮想生命体バーチャル・レイビーク星人
第42話「少女が消えた街」に登場。
仮想ゲーム施設「タウン」の住人が操るレイビーク星人のバーチャル映像。
以前現れた個体と同じく縮小光線銃を使った攻撃が得意で、同じく出現したバーチャルムザン星人と共にヤズミに襲い掛かったが、ガッツハイパーガンで射殺された。
余談
頭と手を除けば、普通のスーツ姿である。そのため着ぐるみの経費が浮くためか、比較的アトラクションショーなどでの出番が多い。
声を演じた掛川裕彦と佐藤正治は『ウルトラマンメビウス』のリフレクト星人や『大怪獣バトル』のレイブラッド星人の声を演じている。
敗因は・・・
相当な数の人間(ヤズミ隊員が人間消失の報告をする場面を見る限り、100人近く)を縮小して捕獲していたと思われる。ただ、その姿を真一少年に目撃されてGUTSに通報されてしまう。さらに真一を捕らえるも、彼が持っていた携帯電話でGUTS本部にコールし、その電波をシンジョウ隊員がキャッチ。救出に乗り込んできたシンジョウ隊員を捕らえるも、今度はPDAのエマージェンシーコールでGUTS本部にアジトを特定されてしまう。結果的にだが、真一に目撃されてしまったことが敗因になってしまった(真一はともかく、GUTSのシンジョウ隊員を捕獲したときくらいは、ボディーチェックすばきだったのでは・・・)。
関連項目
ブラック星人:同じく無能な怠け者の一例