正式名称は「三菱自動車ピートのふしぎなガレージ」
概要
不思議な洋館に住む宇宙人のエヌ博士が地球人のシンイチに様々な文化の歴史を学ぶ「ドラマパート」とそれを趣味にする有名人や専門家にその醍醐味を教えてもらう「トークパート」が主軸のラジオドラマ。
エヌ博士のフリーダムっぷりとタイムトラベル先でのユルい作風の歴史ドラマが持ち味。
登場人物
エヌ博士(N博士)
洋館の主である宇宙人。気難しそうな顔つきだが非常に多趣味でフランクな人物。洋館のガレージには、昔ながらの遊びの道具から最近話題のグッズが所狭しと並んでいる。後述の『便利カー』や『都合のいい装置』等のハイテク機器で時間旅行に連れていってくれる。とても顔が広く、この番組に登場するタレントや歴史の偉人達は博士と親交がある場合がほとんど。
フランク、というよりフリーダムな性格で行く先々でシンイチを振り回す。時空を超える際の「Here we go!」の掛け声は多種多様。
普段は人間と見分けが付かないが驚くとトサカが飛び出す。
シンイチ(新一)
博士の友人で地球人のごく普通の若者。運動音痴で超インドアな性格。
トークパートでは聞き手役を務める。博士に連れられ、様々な物事の歴史を目にしていく。
愛車はアウトランダーPHEV。
マリア
エヌ博士の助手を務める超高性能ロボット。怪力を始め多彩な機能が搭載されてるが、博士曰く人工知能はまだまだ改良中。そのためか、普段は非常に淡々とした口調で喋る。防衛機能からか好戦的で気性が荒く「アバラを折ってあげるわ」が喧嘩前のあいさつ。元の名前はボッコで詳しくはこちらを参照➡ボッコさん
もともと美人だったがバージョンアップにより名前をマリアに改め、外見も女優の菜々緒そっくりの美人になった。
紆余曲折あったものの現在はシンイチの彼女で、二人きりのときは人間らしい喋り方になる。
ピート
シンイチの愛猫のロシアンブルー(♂)。洋館に迷い込み博士とシンイチが出会うキッカケを作った。飼い主に似づ好奇心旺盛でタイムトラベル先でちょっとした騒ぎを起こすことも。
博士の発明で話せるようになったり、人間に変身したり(その際ピーターと名乗る)するが最後は猫に戻る。
薫
大きな眼鏡とショートカットが特徴の女性。叔父が店主を務める古書店「欅堂」でアルバイトしている。家が町工場なので機械に強く、ボッコの修理を手伝った縁で博士達と知り合った。運動音痴だが、シンイチに比べれば断然アクティブ。彼に代わって聞き手役を務めたり、マリアと便利カーで歴史のドライブに出かけることもある。
役所
博士のガレージが怪しいと役所から視察に来た女性。リスナー投票で新メンバーになった人物であり、聞き手役になることも。普段は落ち着いているが、あまりにストレスが溜まると素が出る。
素子
シンイチの幼なじみで元カノ。薫の前のもう一人の聞き手役。サバサバした性格で積極的。博士やボッコともすぐに打ち解けた。煮え切らないシンイチと呆れながらも付き合っていたが、兄の仕事を手伝うため現在はニューヨークに旅立ち、現地で恋人もできた。
山猫冒険団
薫が団長を務めるガレージのメンバーが結成したアウトドアを楽しむ一団。運転手はシンイチ。薫が描いたヤマネコのシンボルマークは「ブタのマーク」等と散々イジられる。(薫本人も絵が下手なのは自覚しているが、団長としての責任から自ら描いた)
メカニック
便利カー
いつの時代へも、世界のどこへでも移動できる博士の愛車。(4人乗り左ハンドル)いわゆるタイムマシンだが飛行能力はおろか「虚構ドライブエンジン」によって神話や歴史上の物語に入り込むこともできる。その他様々な機能を備えるその名に恥じないマシン。
どんな時代のどんな言語も翻訳してくれる都合のいい装置
その名の通りの装置。行く先々での会話を翻訳してくれるが聞き取り専用。口調の調整も出来るが調整が難しいらしく薫が操作すると異様にチャラい言葉づかいの大河ドラマが展開される。
外部リンク
関連タグ
星新一…シンイチ、エヌ博士、ボッコの元ネタ
夏への扉…ピートの元ネタ