CV:梶裕貴
※以下、ONE氏原作版におけるネタバレが含まれます。ご注意下さい。
概要
25歳。暗殺から用心棒まで何でも請け負う、自称最強の忍者。
自らのスピードに誇りを持っている。
ハンマーヘッドと交戦した際、桃源団と勘違いしサイタマを襲撃するも速さに対応され、股間を殴られて屈辱的な敗北を喫した。
サイタマに復讐するために執拗に付け狙うが、すべて返り討ちにあっている。
サイタマに「関節のパニック」と名前を間違えられたことがある。
またジェノスには「『頭痛が痛い』みたいな名前」、「音速のソニック(笑)」、「執念深い厄介なストーカー」、「音速の残念忍者」等と言われている。
ちなみに『音速』と『ソニック』で名前と二つ名が完全に被っているが(だからこそ『頭痛が痛い』みたいな名前」と言われるのだが)、のちに登場した彼の先輩は「疾風のウィンド」や「業火のフレイム」といった名前なので、育った里の基本的なネーミングセンスなのかもしれない。ついでに「閃光のフラッシュ」も似たような系列の名前である。
人物
原作者ONE氏のイメージでは「速いニート」。
リメイク版の村田雄介氏のイメージは猫。
強者に対して自分の技を試すことに悦びを感じており、しばしば戦いの中で歪んだ笑みを浮かべる。
幼いころから戦闘に生きていたためか、アニメBD&DVD3巻特典のOVA(ONE氏原案)では「マタギ」の単語の意味を知らなかったりと、一般常識に疎い一面が垣間見える。
閃光のフラッシュと名前が似ており、また同名の技を使う。その関係は不明だが、ONE氏は
と発言している。またソニックは
「正義ごっこなどしてる連中では本物の強敵には勝てない」「何も守ることはできない」
と、プロヒーローにこだわりのあるフラッシュの思想を否定しているともとれる言葉を発している。(ソニックのこの発言はフラッシュとは関係のない深海王編にてなされたものである。)
戦闘能力
高速な動きを得意とする戦闘スタイルであり、S級ヒーローに匹敵する実力を持つ。
そのスピード故に強力な敵の攻撃も避けることができるが、相手が並外れた耐久力を持っていた場合は戦いが終わらない状態になりやすい。
技
風刃脚
体を回転させて放つ蹴り。 (フラッシュもこの技を使う)
爆裂手裏剣
爆発を起こす手裏剣を放つ。
煙幕手裏剣
ヒーロー大全収録の番外編「キャッチ&スマッシュ」にて使用。煙幕を噴射する手裏剣を放ち、相手の視界を奪う。
ホーミング爆裂手裏剣
高速追尾する手裏剣を放つ。逃げ切るのは不可能。
四影葬
特殊な歩行技術と超高速な身のこなしによって4つの残像を発生させる。
十影葬
10の残像を発生させる。サイタマを殺すために編み出した究極奥義。
散閃斬
四影葬の中で使われかけた。サイタマが妨害したためどのような技か不明。
容姿
原作とリメイク版で服装がやや異なっており、
リメイク版は髪を結い、マフラーを着用している。(忍者記号の追加)
ONE氏はこの変更について「いいデザインになった」と述べている。
左が原作、右がリメイク
目の下の模様はファンブック・ヒーロー大全にて外出の際に毎回書いているものであることが明かされた。ONE氏曰く、『アイシールド21』を参考にした個性付けとのことである。
性別
性別は股間を殴られて苦しむ描写の通りである。
しかしリメイク版では長髪を結い上げた髪型になっており、また筋肉質ながら女性的な曲線が多い体型のため初見では女性と思い込む読者が続出した。
私服
「ニンニン」と書かれた私服を持っている。
リメイク版では凝ったデザインになっており、ブラックレターフォントの文字の形が「ニンニン」になっている。
アニメの方ではさらにデザインが変わっており、こちらはブロック模様のような「ニンニン」となっている。
(リメイク版43撃目ネタバレ)
リメイク版にて(ONE氏原作版では四十九撃目にあたる)ジェノスと交戦した際、ジェノスにマフラーと結った髪を裂かれ原作の服装に近づいた。
この展開はリメイクにあたってかねてから構想されていたものだった。
トリビア
・ONE氏原作版では49撃目から長い間出番が途絶えていたが、リメイク版の番外編「キャッチ&スマッシュ」(ヒーロー大全収録)にて健在である姿が描かれた。
第2回原作版人気投票(ネタバレ注意)でONE氏が「もう出ません」と書いたことにより出番を心配されたこともあったが、ONE氏は「『もう出ません』はネタ」とニコニコ生放送にて言及している。
そしてその言葉通り原作版百四撃目にて3~4年ぶりに再登場を果たした。
・ONE氏曰く、ジェノスとの実力は互角(決着がつかない)。理由はソニックの攻撃ではジェノスにダメージが与えられず、ジェノスの攻撃は素早いソニックに当たらないため。