概要
車体色:クリスタルホワイト
ナンバー:群馬58 よ 13-137
23歳。身長183cm。64kg。「赤城レッドサンズ」のナンバー1。
「プロジェクトD」のリーダーで、啓介の兄。
昔は「赤城の白い彗星」と呼ばれていたが、レッドサンズ結成後は、弟の啓介と共に「ロータリーの高橋兄弟」として定着している。
高崎市にある高橋病院院長の長男。
群馬大学医学部に通う医学生(群馬県立高崎高等学校から推薦入学)。
臨床心理学を専攻している。
将来は両親の後を継いで医師になることを決めており、誘いがあるにも関らずプロレーサーにはならず、関東全域に、地元の走り屋が何年掛かっても更新できないコースレコードを作り、最速の名を残す「伝説の走り屋」になってからの引退を決めていた。
プロジェクトDの活動期限を1年間としたのも、そのためである。
地元では不敗伝説を持つ高名な走り屋であり、「公道最速理論」を作り上げることをライフワークとしていた。
「人間シャーシダイナモ」と呼ばれるほど、車のスペックをエンジンやマフラーから出る音などで正確に言い当てることができ、相手ドライバーの癖や欠点まで見破れる。
弟の啓介をはじめ、県内の走り屋を次々と打ち破る「秋名のハチロク」に興味を持ち、自身のFC3Sを、ヒルクライム・ダウンヒル両立のセッティングから、敢えて馬力を下げて(340ps→260ps)トータルバランスに特化したダウンヒル向けのセッティングに変更。戦闘力を向上させ自ら挑戦。
序盤から拓海の走りをコピーし一度は抜き去るも、走りのコピーが仇となりタイヤに負担をかけ、僅差で敗れる。
その後、県外遠征用チーム「プロジェクトD」を立ち上げ、拓海をメンバーにスカウト。彼と啓介に、自らの持つドライビング理論の全てを伝えようとする。
高橋啓介にとって走り屋の世界に飛び込むキッカケを作った人物でもあり、同時に暴走族をやめさせた事からか、頭が上がらない。