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ロベルト・ハイドンの編集履歴

2018-09-01 07:20:43 バージョン

ロベルト・ハイドン

ろべるとはいどん

「ロベルト・ハイドン」とは、漫画「うえきの法則」およびそれを原作としたテレビアニメの登場人物である。

CV :斎賀みつき


「こんな自分勝手で腐りきった世界、消してしまおうよ」

「僕と一緒に来ないかい?」


概要


好きなもの“不明”。

嫌いなもの“不明”。


神候補によって能力を与えられた能力者。担当神候補はマーガレット

ロベルト十団のトップであり、本作の物語中盤における最大の敵。所謂ところ本作における中ボス。中学二年生。

頭に包帯を巻いている、金髪碧眼の少年。非情で冷酷な性格。

真夏でもファーがついたコートやニットを着る。

なお、好きなものは不明であるが、しばしば紅茶を飲んでいる場面が見受けられる。


能力者として天才肌であり、神様には「間違いなくこの中でヤツは群を抜いてとる」と評価されている。レベル2(後述)をバトル開始直後から使えた事からも彼の天才ぶりが伺える。

能力者間でも「最強の能力者」として名を知られており、名前を聞いただけで逃げる能力者も多かったようだ。その知名度を利用されB・J(馬場淳一)にハッタリとして名を騙られていた(偶然遭遇したため撃破している)。


植木耕助同様、十ツ星天界人。同時に神候補から与えられた能力と一体化した神器を操る新天界人(ネオ)でもある。

本作の要であるバトル:神を決める中学生同士の戦いのために、人間界に落とされる。落とされた年齢が、植木より多少上であったため、天界人としての自覚を持ちながら育つ。


極度の人間不信であり、人間を「弱虫で臆病」「弱虫で怖がりのクズ」などと評している。ただ、いつも見下しているわけではなく、(表向きとはいえ)一部のメンバーの色欲に正直な発言に愛想笑いするなど、なけなしながら協調性もある。


能力

 理想」を「現実」に変える能力

人間を含む生物以外の道具や物体にそれぞれの持つ機能の範囲内で、理想的な能力を付属することが可能。例えばナイフに使えばどんなものでも切れる理想的なナイフ、シャボン玉に使えば作った者が望むまで決して割れない理想的なシャボン玉といった具合。


レベル2:理想化したモノに触れたモノの重力を変える能力。

※重くする時は赤く、軽くする時は青くなる。


使用限定条件:1回発動するごとに寿命を1年縮める。 生体には使えない。

この限定条件で寿命が尽きるのを防ぐため、強力な能力者集団:ロベルト十団が結成された。


戦闘では理想化したシャボン玉や神器を使用して戦っている。

ファンシーで可愛らしいイメージのシャボン玉だが、その攻撃方法は「絶対に割れない理想のシャボン玉に敵を閉じ込め、どんどん浮かせたところを上空で割る」などと、えげつない。

レベル2のシャボン玉で敵の攻撃の重力を変えてかわすこともある。


理想化した神器は「絶対命中する理想の鉄」「絶対に破れない理想の盾」など、その性能を理想化したものになる。

ロベルトは「神器を最強にする能力を選べた」と述べている。


植木は後々この能力を使用するアノンに対して「あいかわらず反則じみた能力だな……」とコメントしている。

ただ、穿った見方をすれば、“思ったこと”を現実にする能力でもあるようで、大きな心境が生じた場合、本人も予測しきれない状況を生むことも。


目的

彼がバトルに参加する目的は「空白の才を使って世界を消すこと」である。

十団には「世界のルールを消し去り、新しい世界を構築する。その際に理想の地位を与える」と説明しているようだが、それは建前であり、本当は十団含め何もかも消し去るつもりだったらしい。


物語初~中盤 (以下ネタバレ注意)







最初の手合わせ

B・Jから植木の名を聞きつけたロベルトは植木に、手紙で手合わせを申し出る。

全治3か月の重傷を負ったB・Jの敵を討つべく植木は担当神候補コバセン(小林先生)の言いつけを破り、ロベルトの指定する場所へ向かう。

勝負そのものは圧倒的優勢であったが植木を庇うべく「神候補は能力者同士の戦いにおいて手助けをしてはならない」という掟を破り地獄に落ちた小林に道連れにされる。


ロベルト十団

その後地獄から脱出したロベルトは、ロベルト十団を率いて植木の前に立ちはだかる。

植木が団員を撃破したことで、入れ替え制により明神太郎が植木を勧誘。

礼をしない植木に対して入団テストと称し拷問にかける。

耐えきった植木をみて驚いていたことから、このときに天界人と悟ったと考えられる。

植木が十団を潰すつもりで入っていたことを知っていた。


ドグラマンション

ロベルト十団を植木によって全員撃破されたためその実力を評価し大宴会を計画し、植木らをドグラマンションに招待する。

その際、植木に「キミが勝ったらひとつだけなんでも願いを聞いてあげる」と約束する。


植木サイド 負けた場合、入場時につけた腕輪によって毒殺される。



ロベルトサイド



過去


ロベルトが5歳の頃に過ごした街での事件が鈴子・ジェラードによって語られる。彼が世界を無に還そうと企てることになるきっかけである。

6歳の鈴子とロベルトは直接的な面識はなかったようだが、当時ロベルトの名を知らない者はいなかったために知りえた情報のようだ。



いくつかの里親や施設を転々としていたロベルトは、鈴子の街のとある施設に引き取られる。


天界人の人並み外れた能力(神器など)によって周囲からは「バケモノ」と恐れられており、差別・虐めを受けていた。

その時点では人間に憎しみの感情は抱いておらず、同じ院の子供たちや信頼する院長に支えられていた。


ある日、ロベルト含め施設の子どもたちは院長からおつかいを引き受ける。

(三日分の食費を持たせるという非常にヘビーなものである)


大事な仕事があるという院長を思う子供たちの涙ぐましい配慮だが、ここでも「バケモノの仲間に売るものなんてない」とロベルトを理由に門前払いされ、食料が買えなかった。

そんな厳しい状況の中、とある一人が食費を落としてしまったと告白する。

後払いで頼めないだろうかと思案する中、自分がいたのでは売ってもらえないのでは、と気遣ったロベルトは子供たちに「僕たち友人だよね」と再確認した上で帰宅する。


しかしその後、友人の帰りを待っていたロベルトの元に、銃器を持った大人たちが乗り込んでくる。

子供たちが空腹からパンを盗んだことが発覚したのだ。

「ロベルトに脅された」と嘘の証言をされ、困惑している元に信頼していた院長にすら「引き取ったのは前の里親からの多額の寄付金目的。前々から他のところへ送る機会を伺っていたが、この事件によって金を手放さずに追いやれる」と告白される。

「怖い人は悪い人。そしておまえは誰よりも怖い」と院長に明言されたことによりショックを受け、鉄によって街の3分の1を潰した。


この事件に関しロベルトは「“正義”なんてないコトがわかった」と漏らしている。


この告白後、勝利した植木のお願いの試行によって植木と戦うことになる。

あくまで正義を主張する植木に対して「人間は他人のために強くなるコトなんてできない」「正義なんて所詮怖くて都合の悪いモノを排除して自分の安全を守るための言い訳」ということを証明しようとするが、落ちてきた瓦礫から庇われたり、鈴子と佐野による植木を守ろうとする行動を目撃し、自分の行動に疑問を持ち始める。


地獄人による乗っ取り

バトル後はマーガレットに本当に人間を消してもいいものなんだろうかと相談する。

しかしそのマーガレットはロベルトの父ではなく、マーガレットの体を取り込んだ地獄人であると告白。

地獄人の目的を達成するのに利用価値がないとアノンの父に見限られ、アノンに体を乗っ取られてしまう。


物語終盤 (以下ネタバレ注意)




植木とアノンの戦いにおいて、体を解放される。

最終回では、後ろめたい顔で植木の前に登場したが和解し、能力を使って削られた寿命は神様にある程度戻してもらった(森あい曰く『植木のリバースのスゴイバージョンみたいなもの?』)。


「血の惨劇事件」

森たちの間で「血の惨劇事件」と呼ばれて語り継がれている事件。

鈴子に再度思いを告げられた際、悪気なく口にした「雑魚」という禁句に鈴子が豹変し、全治1か月の往復ビンタを食らう。結果的に鈴子がロベルトを振った形になる。

これが原因で女性恐怖症になる。トラウマからか特に眼鏡でおさげの女性が苦手らしい。


悪気なく「雑魚」と口にする状況もさることながら、天界人であり、植木の百鬼夜行を食らっても立ち上がるロベルトに対して全治1か月の重傷を食らわせる鈴子も相当である。




関連イラスト

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関連タグ

うえきの法則 ロベルト十団 植木耕助 アノン 鈴子・ジェラード


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