CV:山口眞弓
『口笛』を『レーザー』に、『メンコ』を『丸ノコ』に変える能力!!!
概要
神候補によって能力を与えられた能力者。邪馬台中学一年生。
刈り上げで吊りパン、まるほっぺ、糸目、素足が特徴的な少年。腕力に関しては不明だが、足の素早さや身軽さは侮れないもので、植木の初対面時に(まだ神器会得と超回復の影響がなかった時期とはいえ)一瞬で背後をとる・新天界人の強大な神器に軽々と飛び乗って移動するといった描写をたまに見せている。
いつもニコニコしているが、本性は残虐で腹黒い。狡猾でそれなりに協調性があるときと、慢心が強く他人のことをどうこう言えないほど間が抜けてるときとの差が激しい性格。
特に下記の能力会得にまつわる反則の際、わざわざ佐野の能力と相性が良くないうえに、町中などで使うと才を多量に失いかねないために、ヒデヨシ相手だと殆ど役に立たない能力ばかり選んでしまったことも。
一人称は「オイラ」。口癖か語尾に「~っス」とつけて話す。
ロベルト十団の団員であり、自称十団最強。
その実力はテンコに「天界人でいえば八ツ星レベル」と評されるもの。
佐野清一郎にライバル意識を持っている。もっとも、能力の威力は八ツ星レベルといわれても否定できない程だが、総合力はそうでもないので、佐野から"鼻もちならん"と大して相手にされてなかった他、テンコも一時、詰めが甘いと評したことがある。
植木とのバトルではレーザーと丸ノコ、更に戦闘の負傷で満足に動けない鈴子とテンコを人質にして追い詰めるも、弱点を見抜いた植木の奇策によって二つの攻撃が避けられてしまい、上空から発射された鉄(くろがね)の砲弾を打ち砕かんと口笛をレーザーに変えて鍔迫り合いになる。
歪んだプライドと執念で鉄を相殺し、勝利を確信して嘲笑うも植木の本命である唯我独尊(マッシュ)を躱せず、そのままリタイアとなった。
能力
上記二つの能力を二人の神候補からそれぞれ与えられた。
ご察しの通りれっきとした反則(チート)である。
反則がバレるのに怯えていたため、「メンコ」を「丸ノコ」に変える能力の使用実績がないのが弱点。
ちなみに、口笛をレーザーに変える能力のほうは、山を一撃で貫通するなど威力・弾速(もちろん光速!!)・射程は高く、単独では攻略が難しいテンコのバリア破壊に一役買うなど、応用力もそこそこある。重量の変動を気にせず、空中に飛んだり跳ねたりしながらでも放てるので、上記の身軽さとも、多少はかみ合っている。
だが、カプーショやヒデヨシの、声に関する能力以上に予備動作がわかりやすいため、癖を勘づかれて、相手にあっさり避けられることや、衝立代わりのものに無駄討ちさせられることもある。
おまけに、タメ時間も短くないが、信長の鉄砲隊のように、その時間中に他の者が狙撃するなりして、隙をつけなくするのは出来、実際に作中ではベッキーとの連携で単純ながら侮れない猛攻を見せた。
丸ノコに変えるほうの能力は、一応木を瞬時に斬りさくだけの切れ味を持つ他、単なる飛び道具のように遠隔攻撃することと、相手を斬りつけるまで追尾する攻撃を二通り選べる。
ただし、使用実績の少なさゆえに、攻撃の切り替えがすぐに行えないのか、はたまた想定すらしてなかったのか、追尾中に相手が自分のほうに向い、丸ノコであわや自爆しそうになるという御約束のようなトラブルがおきたうえ、ある行動などに対処できないという難点も抱えている。
街中など、能力者でない人の集まりができがちな場所での使い勝手も最悪に近く、かなり場所や状況に左右されやすい際物である。