ソニックヒーローズ

そにっくひーろーず

2003年12月30日に発売されたソニックシリーズの1作。

概要

今回は3人のキャラクターがチームを組んで協力してプレイを行う「チームプレイ」が大きな特徴。チームによってストーリーが異なり、難易度やミッションも変わってくる。

ストーリーは『ソニックアドベンチャー2』の後日談で、特にチームダークのストーリーは同作からほぼ直接繋がっている。一方で非常にわかりにくいが『ソニックアドベンチャー』の出来事も少し関係している。

ソニックシリーズで複数のキャラクターを扱って進むキャラゲー作品としては現在事実上最後の作品ということもあり、ハイスピードアクションを求める層からの評価こそ賛否両論(パワーフォーメーション等を活かすための一撃で倒せない雑魚敵の存在などの要素が主に該当)なものの根強いファンが多い作品でもある。

また、本作はハード事業撤退後据え置き型ゲーム機としては初となる他社製ハードオリジナル作品でもある(携帯機も含めるとゲームボーイアドバンス専用ソフトの『ソニックアドバンス』シリーズに続く)。

ちなみに前年度にゲームキューブで発売された『ソニックアドベンチャーDX』『ソニックアドベンチャー2バトル』はドリームキャストからの移植版となる。

ストーリー

チームソニック

テイルスからエッグマンから挑戦状が来たと知らされたソニックは、テイルスとナックルズと共にチームソニックを結成し、エッグマンのもとに急ぐ。

チームダーク

お宝を求めてエッグマンの基地に潜入したルージュは、その宝の正体を見て驚いた。なんと、『ソニックアドベンチャー2』においてスペースコロニー・アークでの戦いで行方不明となっていたシャドウが封印されていたのだった。すると、同じ部屋にいたオメガにエッグマンのロボットと誤解され、シャドウは攻撃を受ける。シャドウがオメガに攻撃しようとしたときルージュがそれを止め、二人に事情を聞き、シャドウは記憶を取り戻すため、オメガは復讐を果たすためチームダークを結成しエッグマンのもとに急ぐ。

チームローズ

ソニックとの連絡が全く取れなくなってしまったエミーはソニックの影らしきものが写った新聞記事を見る。一方ビッグは親友であるカエルくんを探し、クリームはチーズの双子であるチョコラを探していた。そして、ビッグはカエルくんを、クリームはチョコラを、エミーはソニックを探すためチームローズを結成し新たな旅に出る。

チームカオティクス

仕事もなく暇なカオティクス探偵事務所。そこへ仕事の依頼として小包が届く。小包の中には通信機が入っており、謎の依頼人から「お前たちを腕利きの探偵と見込んで一つ仕事を頼みたい、報酬は望みのままじゃ」というメッセージが届いた。ベクター、エスピオ、チャーミーの三人は報酬のために仕事を引き受け、チームカオティクスは旅を始めた。