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エリ(プリキュア)の編集履歴

2018-09-12 01:11:24 バージョン

エリ(プリキュア)

えり

「HUGっと!プリキュア」第31話のゲストキャラクター(メイン画像左)。

CV:井澤詩織

説明

野乃はなが以前通っていたシャインヒル学園の元同級生。チアリーディング部所属。はなとは仲が良かったようで、はなの事を「ののたん」と愛称で呼んでいる(はな側からは「エリちゃん」呼び)。


エリは中学1年の頃、自身がパフォーマンスのセンターに選ばれたことで、他の部員から嫉妬されイジメの標的にされてしまっていた。友人の苦境を見過ごせなかったはなは、イジメていた同級生達を格好悪いと強く叱咤しエリを庇ったが、今度ははながイジメのターゲットとして嫌がらせを受けるようになり、はなは完全に孤立してしまった。

エリもはなを助けたかったが「また元に戻りたいの?」と部員達に釘を刺されてしまったため、再び自分がいじめの標的になってしまうのを恐れ、はなと距離をとるようになりイジメを見て見ぬ振りをし続けた。そして程なくしてはなは転校したため、エリは最後まではなに救いの手を差し伸べることができず、ずっと後悔の念に苛まれ続けていた。


一方、はなの方も「自分がやったことは余計なお節介だったので、エリに嫌われてしまった」と思い込んで、精神的に追い込まれていく。

最終的にはなはの「あなたは間違っていない」という言葉によって、立ち上がることはできたが、完全に克服できたわけではなかった。


第31話にて、偶然キュアスタではなの写真を見たエリは、自分の中にある罪悪感が再び蘇って耐えきれなくなり、はなに許しを請うために訪れるが、相手の心がわからない不安ゆえに、言葉にならないまま逃げ出してしまう。はなもまた、エリの真意がわからないため、挙動不審になってしまって皆を心配させる。

だが、さあやとほまれからの口伝てでエリの思いを知ったこと、そして今の仲間達からの励ましで過去と決別したはなは、エリと対面して「許すとか許さないとかそういうのじゃない」「エリちゃんのことがやっぱ好きだから」と過去のことを水に流す。

最後には笑顔で彼女と和解し、二人はそれぞれの未来のために異なる道を歩みだすことになった。


備考

いじめと、被害者が我が身を守るために加害者に転じてしまうというデリケートな問題を扱った第31話だが、あくまで今回のテーマはサブタイトル通り「時よ、すすめ!」である。

はながエリに語った「許すとか許さないとかそういうのじゃない」というのはまさに言葉通りで、はなは止まってしまったエリとの時間を進めたかったのだ。自分は仲間達のおかげで前へ進めた。そしてエリにも、「エリちゃんのことがやっぱ好きだから」という理由で、はなへの罪悪感に囚われずに未来へ進んでくれれば、はなとしては十分満足なのである。


31話では当時のはなへのイジメを主導もしくは加担していたと思われるチア部部員もモブキャラとして登場しているが、彼女たちははなに対して謝りもしなければ罪悪感を感じる描写すらない。しかしこれは意図的な演出でもある。

はな本人はそんな彼女らを恨む言葉一つ発せず、部員の一人が「ていうか…何その前髪?」と言った時でさえ、堂々たる笑顔で「めっちゃイケてるでしょ!」と返し、部員達を唖然とさせている。

なお、はなに肩入れするあまり、チア部部員はもちろん、エリすらも「はなを孤立させたくせに、のうのうとチアを続けている」などとヘイトの対象にする『過剰にピュアな』視聴者も一部にはいるようだが、それこそはなに笑われるというもの。新たな環境で新たな友人ができたはなにとって、今更チア部のみんなが断罪されたとしても自分の未来に何かメリットがあるわけではないということをはな本人は一番理解している。

それにちっぽけな我々とは違い、プリキュアはもっと巨大な、もっと人々を泣かせた悪とも戦い、大抵は笑顔で和解して許しているのだから。


中の人について

担当声優の井澤詩織女史は『Go!プリンセスプリキュア』の敵キャラクター・ストップ以来のプリキュアシリーズ出演。


また、えみる役の人とは別のニチアサ作品主役同士として共演しており、それをネタにしたイラストも投稿されている。

【めちょっく31】特に意味ないけど


関連項目

HUGっと!プリキュア

野乃はな シャインヒル学園

チアガール

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