CV:井澤詩織
※こちらではキャラクターについて説明します。
概要
本編の主人公その一(その二はネジル)。
ネジルのネジ魂から生まれた、彼の運命のボキャボット。頭に刺さった青いネジは、世界に一つだけの「ヘボヘボネジ」。「ヘボット」という名前は「ヘボいボキャボットだから」という理由でネジルから名付けられたものだが、ヘボット本人は「格好良い」と気に入っている。
一人称は「俺」「俺様」、或いは「ヘボ」。語尾に「~ヘボ」と付ける。相棒同様に努力や精進とは無縁の性格であり、いい加減な行動や言動も多く、時に同類のネジルですらドン引きさせている。しかしこちらもまた「やる時はやる」タイプで、ネジルや弟のペケットの危機には勇猛果敢に立ち向かう姿が見られる。
ネジルがネジに執着するのと同じ位スナック菓子の「いもチン」をこよなく愛し、いもチンを手に入れるためなら手段は選ばない。ネジ屋では生活能力ゼロなネジルの代わりに家事全般を仕切っているものの、食事に関してはいもチンまみれの物を出している。
どういう訳かエトボキャボット達から気にかけられていたり、「屁・ボーン」という特大の放屁をすると謎の現象を起こせる(例として、第1話で王宮を洋式便器に変えた)等、謎が多い。
ボキャバトルにおいては現時点では発展途上でレベルもあまり高くなく、ペケットのレベル50にすら及んでいない。
しかし潜在的なエネジーは相当なものらしく、ネジキール卿からも評価され、故に狙われていた。
時折、妄想の中で女装してヘボ子となる。
関連タグ
ネジル・ネジール ペケット ヘボ子 ネジキール卿 ペポット パチボット
ネタバレ注意
元々は「始まりの者」ことエース・オカの手で作られたおもちゃ。エース・オカが試作ヘボットのスイッチンをONにした途端に膨大なエネジーが溢れ出し、宇宙の理を左右する「次元ネジ」が暴走。その結果現在の物語の舞台の宇宙が誕生したという。
その後は時空のネジれから生まれた原初のネジルこと「ネジル ゼロ」と共に、「ネジれてしまった世界を元に戻す」ために旅を続けていた。その頃のヘボットは魂の無いゼロレベルの試作品で、この時のカラーリングもほぼ白一色の白ヘボットであった。
そしてヘボットの能力(?)「屁・ボーン」には、ヘボットのレベルが99にまで達していれば次元ネジの心臓部「コアネジ」を引っこ抜き次元ネジの暴走を止められる効果があるらしく、そのためにヴィーテ姫や星々の者達はヘボットのレベルをカンストさせようとあの手この手で干渉していた。
第47話では現在の周回、もとい時間軸から逆算して10万年前のヘボットが南極で発見された。
こちらのヘボットはカラーリングは黒で、語尾に「~ベホ」と付け、更に微妙に方言が混じった妙な口調で話すという特徴が見られるが、その黒ヘボット曰く「自分(ヘボット)達は周回ごとに色違いや細かいデザイン違いが存在する」との事(下記画像参照)。
第49話では世界を守るべくネジル達と共に次元ネジへ突入。コアネジの間に何故か大量に保管されていたいもチンを平らげて屁・ボーンを起こし、その時はレベル98と僅差で99にまで達していなかったせいで引っこ抜く筈のコアネジを逆に締めてしまい、白ヘボットこと「虚無」を再起動させてしまう。
同話ラストでは全てを消し去ろうとするフィーネから身を呈してネジルを守ったのと引き換えに、完全に破壊されてしまった。しかしチギル、オールディスの「お前(ネジル)が経験した時間と空間、ヘボットとの思い出をネジ魂に注げ」という言葉に従ったネジルによって復活を遂げ、黒いトキトキネジで巻き戻された世界でネジルと再会を果たした。
最終話ではこの作品を健全で平和なアニメにしようとするボキャ美とパチボットとのボキャバトルに一度敗北し、彼等の手によって「かたづけだいすき!ペボッちょくん」というアニメの黄色い球状のマスコットキャラクター「ペボッちょくん」へと姿を変えられてしまう。
Bパートではモエカストリオの手で何とか元に戻り、リベンジを果たそうとするパチボットと最後のボキャバトルに突入。ウルトラコンボを叩き出し見事勝利を飾った。