CV:岡香織
概要
第45話に声だけで登場した、チギルのクレームに対応していた女性。
バンダイの社員にしてこの作品の企画者である岡香織氏がモデルであり、声も本人が担当している。
第47話ではギャグシーンで絵付きで一瞬だけ登場、お前誰だよと突っ込まれてすぐ退場している。この時のデザインが本人をモデルにしてるかは定かではないようで……
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ネタバレ注意
ただの楽屋オチの一発ネタかと思いきや、実は彼女こそがこの宇宙を創り出した「始まりの者」だという衝撃の事実が、第48話でオールディスとヴィーテ姫の口から明かされた。
全てのボキャネジの産みの親にして、ペケットとスゴスゴインダーネジ、周回をリセットするために幾度となく使用されている、現トキトキンググレードPGのプロトタイプを開発し送り込んだのも彼女である。
エース・オカとスゴスゴインダーネジ達の繋がりを示すと以下のようになる。
作中 | メタレベル | |
---|---|---|
始まりの者 | エース・オカ | バンダイ及び岡香織 |
始まりの者が送り込んだ上位ボキャボット | ペケット | DXペケット(※1) |
始まりの者からの最後の使者 | スゴスゴインダーネジ | DXスゴスゴインダーネジ(※2) |
(※1)DXペケットにはDXヘボットには無い上位機能として「ネジかけ」がある
(※2)DX版最後の玩具商品。ゆえに作中では「この周回」にしか存在しない。
元々は西暦2017年の地球に存在した「ぱんだい山」という山の某メーカーに所属する、エキセントリックなおもちゃ職人だった。
新商品の開発に挑戦しては失敗を繰り返していたが、「溢れる笑いを届けつつ爪痕を残す」という夢を叶えるために念願の試作ヘボットを完成させ、いざスイッチンをONにした途端何故かギャグではなく膨大なエネジーが溢れ出してしまい、それによって宇宙の理を締めたり緩めたりする「次元ネジ」が暴走。世界と宇宙を巻き込み、その結果現在の物語の舞台となった宇宙が誕生したという。
47話で「このアニメがおかしいのは誰のせいだ」と言うメタネタがかまされたとき、エース・オカが「私のせいじゃないし」と絵付きで出て来るメタギャグがあった。
確かにこのアニメがおかしいのは、現実世界の岡香織女史のせいではなくアニメのスタッフのせいである。しかし、作中の世界設定では「次元ネジの暴走をリセットする時のバグでネジルの中にあった虚構のイメージが現実と融合、周回(リセット)を重ねることによって、宇宙はまるでギャグアニメのような世界に書き換わってしまった」ということになっている。エース・オカが試作ヘボットを完成させるまでは、この宇宙は我々視聴者の世界と全く同一の普通の世界であった。そういう意味では、このアニメがおかしいのは彼女のせいである。
また、宇宙を「ネジ」の周回として考えた場合、この宇宙はエース・オカが試作ヘボットを完成させた西暦2017年9月24日(日曜日)を基準に回転しているだけで、客観的な絶対時間は経っていないとのこと。ちなみにこの日時は『ヘボット!』の最終回放映日であり、宇宙の絶対時間が動き出すと同時に番組は終了する。
彼女は宇宙がギャグアニメの世界になっていること自体は別に気にしていないようなのだが、宇宙をネジ切ることにつながる次元ネジの暴走を引き起こしたことには責任を感じてはいるらしい。
現在の彼女は「宇宙の外側(=このアニメの視聴者たちの世界)」にいるらしく、この次元宇宙がいくら周回を重ねても影響を受けない。そして空間を突き破った状態で現れるという何ともメタい方法でゼロ達と連絡を取りつつ、事態を収拾するために、我々視聴者の世界で新しいアイテムやボキャボットを玩具として開発、それをアニメに登場させるという形で、新しいアイテムやボキャボットを彼等の元へ送っていた。
本作では「最近のゲームとかやってればわかるだろ」とメタな台詞もかましていたりするが、実際のところメタフィクションの要素が強く絡み合っているがゆえに、ループものの諸作品の中でもかなり難解な方だろう。
最終話でも登場し、この作品を全否定し取り締まりを図ろうとするボキャ美達「脱・脳とけアニメの会」の暴挙によって、この番組の企画と玩具の開発を担当した諸悪の根源としてポリドロケンに逮捕されていた。
真の関連タグ
シマザキセツナ:類似時期に放送されたアニメにおけるキーパーソンを生み出した類似ポジションの創造主(リンク先ネタバレ注意)。
?????:特撮番組が原作のアニメにおけるキーパーソン達を生み出した類似ポジション繋がり(人物名を含め、リンク先ネタバレ注意)。