クラス:デュークナイト
血統:ノヴァ直系
概要
ユグドラル大陸に伝わる十二聖戦士のひとり、女騎士ノヴァの末裔である小国レンスターの王子。十二の神器のうちのひとつ、地槍ゲイボルグを受け継ぐ。スキルは連続で、一人称は「私」。
ゲーム前半の主人公であるシグルドの妹エスリンを妃に迎えており、序章で既に娘のアルテナが誕生している。また、後に息子のリーフをもうける。
義兄となったシグルドとノディオン王エルトシャンとは士官学校時代からの親友であり、学生時代の「どんな時でも助け合っていこう」という誓いを守って、シグルドを助けるべく挙兵した義に篤い人物。
臣下の騎士見習いフィンには直々に槍の手ほどきをしたり貴重な槍を贈ったりと、目をかけている。
祖先を同じくするトラキア王トラバントとは不倶戴天の敵同士だが、皮肉にも南北に隔てられたトラキア半島の統一という共通の理想を抱いている。
シグルド軍とヴェルダンとの戦いが勃発したと知って、エスリンとフィンを連れて加勢に入り、その後シレジアに渡ったタイミングでトラキアを牽制するためいったん帰国する。シグルドたちが無実を釈明するべくバーハラに進軍した際には、父王カルフの許しを得て妻と娘に見送られながら、精鋭部隊「ランスリッター」を率いて再び援軍として駆けつけようとした。しかし、その情報を暗黒教団にリークされたトラバントの竜騎士団に、足を取られる砂漠で背後から襲撃され、部隊は全滅。妻を殺され幼いアルテナを人質に取られてしまい、自ら武器を手放し成す術なく殺された。彼の無念は残されたリーフに受け継がれる。
リーフが主人公の外伝『トラキア776』では彼が父親似か母親似かを巡って口論が起こる一幕もある。スタッフロールの一枚絵にも登場する。
ヒーローズ
中の人が先に登場した息子のリーフとの兼役になっている。
聖光の槍騎士 キュアン
属性 | 青 |
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武器種別 | 槍 |
タイプ | 騎馬 |
武器 | ゲイボルグ(専用) |
補助 | 速さ守備の応援+ |
奥義 | 竜裂 |
A | 飛燕金剛の構え2 |
C | 攻撃の大紋章2 |
ゲイボルグは敵が歩行・重装・騎馬なら攻撃・守備+5という優れた効果。
4兵種中3種、それも数の多い歩行や使い勝手のいい騎馬、高性能な重装に対応しており、実質的に無条件で+5されているのと大差ない。
一方で、唯一対応していない兵種、すなわち飛行には弱いという、悲しい原作再現を孕んでいる。
他のスキルも希少性が高いものが揃い、特に応援+はカテゴリー自体が初登場。普通の応援が+4か2種+3のところ、2種+6という破格の効率。
ただ、総合的には単純に固くて強いだけの騎馬ユニットで、速さが平凡で「飛燕金剛の構え2」が受け用スキルというのもあって攻め手が弱く、すでに少なくない強烈な固有スキルを持った面々に比べると霞むというのはある。
関連イラスト
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ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 トラキア776 ファイアーエムブレム覚醒
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