これは、終わりの始まりの物語
私の、絶望と贖罪の物語
概要
2018年に行われた「魔幻獣」に関するイベントの最終章にあたるイベント。
また、メインストーリーとも深く関わっている他タイムリープによって非常に複雑な時系列となっている。
あらすじ
現代
魔幻獣を全て破壊した後死んだはずのロイド・イングラムが魔幻獣を復活させて各地で大虐殺を開始。未だ誰も知らないロイドのほぼ確実に成功する世界滅亡計画を知る未来人エレノアはその計画のカギを握る闇の王子とロイドを抹殺するために動く。
未来
魔幻獣を全て破壊し、ロイドも闇の王も闇の王子の手で撃破されるが、それはロイドの罠であった。
闇の王子は魔幻獣と闇の王から闇を取り込み、その闇はロイドが今わの際に闇の王子に埋め込んだ「虚無のソウル」に変換され、暴走した闇の王子(狂乱の王子)は虚無のソウルをばら撒き世界から光も闇もソウルも消し去り、文字通り世界は破壊された。
この日は「終焉の日」と呼ばれることになった。
主要人物
現代
今作の主人公にして世界滅亡のカギ。闇の過剰摂取により怪物と化す。
ロイドを殺せる者であると同時にロイドの計画に必須の存在という複雑なポジションにいるため、目的は同じく「世界を守る」はずのエレノアからも狙われることに。
現代の時間軸のアイリス。もう一人の光の王にして闇の王子抹殺を目的とするエレノアの出現に驚きを隠せないでいる。
ラスボス。面白半分で世界を滅ぼすために確実な計画を練り、虚無のソウルを開発した才能の無駄遣いどころではない所業を犯した殺人鬼。
エレノアというイレギュラーがいても別の確実な計画で世界を滅ぼそうとするが、最後の最後でイレギュラー中にイレギュラーな事態(奇跡をも超えるレベル)で計画が崩壊した。
ロイドの姪っ子にして彼が最初に引き起こした破壊である「20年前の大虐殺」の主犯の濡れ衣を着せられた女性の娘。
現代に辿りついて記憶を失っていたエレノアの面倒を見ていたこともる。
グラハム・オウガスタ
記憶喪失のエレノアを「姫様」と間違っている騎士の老人(前にエマやアイリスを姫様と思っていたことがある)。
本当に「姫様」であるマルグリット・ガリウスは既にロイドの手で絞殺されている。
アンジェラ・ベイリアル
ロイドが変更を加えた計画に対抗するために捨て身の策を立案した戦術家。
また、次のアレス王になるノエルにも上に立つ者の心得を指南したシーンがある。
ルーファス・マイクロフト
強力な防壁を展開できる槍を持っている元科学者の冒険家で、学者時代のロイドをよく知る人物。
作中でも防壁や頭脳戦でロイドに抵抗する。
未来
未来アイリス
終焉の日を生き残った光の王。しかし、闇の王子を自分の手で殺してしまったこと、結局世界はエレノア以外の人間が死んでしまったことから激しい後悔と自己嫌悪に駆られている。
エレノアを現代に送るために力を使い果たしたと思われたが・・・
唯一終焉の日で生存していた未来人。アイリスと共にロイドによる計画を暴き、終焉の日を未然に防ぐためにアイリスの最後の力で現代へ飛んだ。
現代ではロイドや闇の王子を抹殺するために行動する。
未来ロイド
故人。しかし自分が死んでも確実に成功する計画で終焉の日を招いた。
彼が遺した計画が書かれたノートはその恐ろしい計画の全貌と同時に計画に関わった全てのものへの感謝という名の侮辱が強く込められていた。
狂乱の王子
故人。ロイドの計画により怪物となり、虚無のソウルを世界中にまき散らして滅ぼした。
その後手遅れになった状態でアイリスの手で葬られたが、失われた命は戻ってこない。
※ロイドと未来ロイドでは狂乱の王子の精製方法が一部異なる。
過去
マルグリット・ガリウス
本来の「姫様」。故人。ガリウス王家はロイドが麻薬や劣等感を利用して引き起こした革命で滅亡し、最終的に彼女はロイドの手で絞殺された。
現実が受け入れられないグラハムは死んだはずの姫様を探し続けるという後遺症を負った。
ロイドの姉
もしくはエマの母。故人。20年前にロイドが覚醒させた魔幻獣による大虐殺で逃走したロイド以外に巫覡の力が使える存在が彼女しかいなかったため無実の罪を着せられ家族単位で迫害を受ける。
ロイドの本質は知らないまま死亡しており、エマによると最期までロイドを心配していた。