「THE HUNTRESS」とはゲーム「DeadbyDaylight」に登場する殺人鬼の一人。
意味は「狩人」を意味する「Hunter」を女性名詞に変えた「女狩人」。
DLCで追加されたが無償DLCなのでお金を払わなくても使用可能。
概要
本名は「アンナ」で、苗字がないが付ける前にこうなってしまったからか、彼女の故郷がそういうものだったのかは不明。
黒いベールがついた兎のお面をかぶり、袖をまくったセーターの上にコルセットを付けて、腰には花柄のハーフスカートがついたサスペンダーつきベルト、下は素足にジーパン、片足だけ部分的に包帯を巻いている。
シルエットだけなら確かに女性らしく可愛らしさすら感じる外見だが、その体格は大の男を優に超えるガチムチアマゾネス。
大人の女性の声をしており、なんとも母性をくすぐられる優しい鼻歌を歌っているが、不釣合いな体格と此方を獲物としか考えてない殺意満々の動挙が却って恐怖を与えるだろう。
背景
アンナは人里離れた北部の森の中で母親と二人っきりで暮らしていた。
母親はアンナが歩けるようになるとすぐ危険な僻地で生き抜いていく術を教え始めた。
アンナが子供の時に厳しい冬が訪れ、食料が底を突きかけたため危険な獲物である大きなヘラジカに戦いを挑んで、母親は腹を角で貫かれながらも斧でヘラジカを滅多撃ちにして相討ちとなった。
母を失い森の中で孤独となる絶望に打ちひしがれるアンナに、母親は少しでも悲しませないと鼻歌を歌い続けた。
極寒の森の中に一人残されたアンナは、本能に従い人間性を失いながらも危険な捕食者へと成長した。
彼女はより危険な動物を狩りながら領地を拡大し、知らずに迷い込んだ人間はたちまち彼女の獲物と化した。
肉は弄ばれ、身につけたモノは彼女の玩具となったが、彼女は子供だけは殺す事ができず「保護」した。
しかし子どもの育て方、生かし方など狩人の彼女に分かるはずもなく、保護された子供は軒並み衰弱・餓死していった。
ウサギのマスクと彼女の鼻歌は、かつて自分がやってもらった様に恐怖におびえる子どもをあやすためのものであった。
何度「保護」しても直ぐに死ぬ子供の姿を見続けたアンナは、次第に近くの村を襲撃し「誘拐」するようになった。
村人達は男を殺し少女を食らう「レッドフォレストに潜む半獣」ハントレスの伝説を広めた。
ある時、戦争が起きた。その戦火はレッドフォレストまで伸びたが、縄張りに入って来た愚かな軍人は、一人残らず斧で滅多切りにされ壊滅した。
村人達は自分の家を捨て、戦争が終わった後はハントレスの噂もレッドフォレストに飲み込まれて消えていた。
性能
プレイヤーに幻聴を刻みつけるくらいに特徴的な鼻歌を歌いながら、大斧と投擲用の手斧「ハチェット」を使って獲物を狩る。
ハチェットには板倒しや窓枠ジャンプによる距離稼ぎなんてものは通用しない。
距離が関係ないから遮蔽物ですぐ向かえない場所でもそこに大きな壁が無ければ遠距離から狙撃もなんのその。
だだっ広いステージや壁レベルに背の高い遮蔽物の少ない場所では無双を誇れる恐ろしい性能。
その代り投げにはクセがあるため、これを掴める掴めないではその精度は大きく変わる。
ハチェット所持数は基本は5。
斧切れを起こしたらロッカーを漁れば補充可能。ただの補充のつもりが、たまに生存者を見つけてしまうラッキーも・・・?
メメント・モリは相手の脳天に斧を振り落とし頭を割ったあと、何度も何度もその体に斧の一撃を叩き込むというもの。脳天一撃で充分だろ…と思う程の残酷な攻撃だが、幼き時に見た、何度も何度も、倒れるまで斧を振り下ろした母親の姿が彼女にそうさせてしまうのだろう。あるいは万が一を見越した残心なのかもしれない。この凶悪さこそ、レッド・フォレストの怪物が怪物たる所以である。
パーク
Beast Of Prey
「血の渇望(チェイスしまくると鬼が強くなる機能)」がたまると視線が非表示になる。基本壁を隔てても視線が可視化されるのでチェイスの時に身を隠す、窓枠避けなどで時間稼ぎができるが、この手段を一つ潰されるというのはかなりのプレッシャーとなる
Territorial Imperative
地下室(鬼の本拠地)に人が入るとをそれを可視化する能力。誰だって誰だって自分のテリトリーを侵されたら嫌なものである。そんな奴には鉄斧制裁をくらわせてやろう
Hex:Huntress Lullaby
本人の強化ではなく、トーテムという人骨で作ったような変なモノが呪いのトーテムという特殊な物体に変質する能力。別名「ラライバイトーテム」。生存者をハントレスが吊すと呪いが強まり、発電機の修理に大きな支障を与える。「Ruin」に並んで生存者の邪魔パークとして活用される。
アドオン
狩猟に使う虫や植物の毒、そしてとにかく相手に傷を負わす事に特化したハチェットの刃やパーツがアドオンとなっている。ハチェットをくらった生存者の性能を下げるもの、ハチェットの所持数を増やすもの等とにかくハチェットの性能に関わるアドオンが多い。中でもURアドオン「Iridescent Head」は「ハチェット所持数が減るが一撃でダウン」という凶悪性能であり、所持数ダウンも他アドオンで所持数を相殺できるため、一時期は最強キラー扱いされていたが、所持数の減少が大幅に調整され、ある程度脅威度は落ち着いている。
長所
最大かつ唯一無二の特徴こそFPSができる事。
一人称視点の射撃ゲームをやり込んだ人ならばハチェットの投げ方は感覚で掴めることだろう。後は相手の動きを先読みし、あてられる箇所に投げるだけ。その場凌ぎが通用しないという純然たる事実を突きつけ、獲物を絶望に叩き落として狩りとってしまおう。でも、切断だけは勘弁な!!
短所
当たり前だが素のチェイス能力が微妙というのと索敵が非常に苦手な点。ただでさえ遠距離攻撃という最強の攻撃手段を持っているのに素のチェイスが強かったらバランスブレイカーとか言いようがない。これは仕方ない。問題は索敵。索敵が苦手というよりもこっちが気付くより先に相手に気付かれてしまって隠れられてしまうと言うべきか。
その原因が「鼻歌」。鼻歌の聞える距離は非常に長く、ゲーム音をミュートにするという超絶縛りプレイヤーか相当のオバカでもない限りはまず彼女の接近に気付く。そして隠れられる、作業を中断し警戒される。自分が見つけ出すよりも先に相手に見つけ出されるのがハントレスである。そのため、ハントレス側には実はFPSゲーマーのような射撃精度よりも、わずかな痕跡も見逃さず獲物を見つける注意力が要求される。
関連イラスト
関連タグ
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