阿万野ひなせ
あまのひなせ
CV:山谷祥生
作中での活躍
第1話から登場しており、はなの転校初日の挨拶については「お茶目だねぇ」と笑いながら呟いている。第2話では吹奏楽部の練習があって委員会の仕事ができないのでさあやに代役を頼む生徒として登場。この時点では名有りのキャラクターだが然程目立つ存在ではないと思われていた。
しかし、第9話でははなたちのハイキング先で、第10話では「はぐくみフードフェスティバル」での演奏会で出会い、第11話ではのびのびタワーでの演奏会に出場。
三話連続でトランペットで音楽を奏でていたので、そういう立ち位置のキャラだと視聴者に認識された。
三話ともははなに対してフランクに話しかけており、特に第11話では彼の言葉がはなに立ち直りのヒントを与えている。
だがもっとも特筆すべきことは、第11話での彼の演奏が「はぐたんにとって安心するもの」と評されたことである。
またこれは深読みでもあるが、この第11話で立ち直ったはなが「自分のなりたいプリキュア」の象徴として生み出したメロディソードが音楽を奏でるアイテムであったことも、彼の影響を受けているのかも知れない。何しろ、この時点のはなは別に音楽に特別な興味や関心を持っていたキャラではないのだから。また、はなのメロディソードである「エールタクト」は振るとトランペットの音が鳴ることは付記しておく。
第20話では、風邪を引いて熱を出し学校を休んだはなを、周囲のクラスメイトが「元気が取りえなのに」と噂する中、ただ一人真剣に心配して千瀬ふみとに怪訝な反応をされるという意味深な描写が…?
第25話では、(はぐたんが欲しがった)ぬいぐるみを手に入れる為にくじ引きに挑戦し続けるはなの為に全財産(500円)を投げ打ってくじ引きに挑戦するという大胆な行為に出た。結果見事ぬいぐるみを手にすることができ、すぐさま「ボクの気持ち・・・だから」とはなに手渡したがあっさりとはぐたんに渡されてしまい、パップルから「ドンマイ」と慰められた。その後、とっさにはなから渡されたりんご飴をなんとも言えない表情で見つめていたりと、はなに特別な思いをはせていると思われる描写が目立った。
第34話ではことりと一緒に、ふみとから勝手にキュアエールファンクラブ会員認定されやむなく行動を共にする。ひなせとことりはこの時点ではなを通じた顔見知り同士なのだが、ことりはひなせのことを「阿万野くん」呼びしていた。ことりは彼以外の年上には普通に敬称使うタイプなので意図的な演出方針と思われる。
この話では姉の愚痴をこぼすことりに対し「君のお姉さんはいつも元気で誰かのために頑張れる」とやけに熱く評したため、ことりは彼の恋心に勘付いたようでニヤついていた。