概要
1970年代のスーパーカーブームに巻き起こったカプセルトイのゴム或いは塩ビ製のスーパーカーのミニカー。
コスモスの外れ商品から始まったと言われている。週刊少年ジャンプ連載の『サーキットの狼』に登場したスーパーカーのものが殆どだったが、やがてスーパーカー以外の実車やコミック作品、オリジナルデザインの車などが出てくることもあった。
これらの後、ウルトラマンの怪獣、やがてキン肉マンのキン消しがブームとなる。
なお、消しゴムとしての実用性は皆無である。
遊び方
沢山あるが、一番明快なのでは「机の上でスーパーカー消しゴムを弾き、端でギリギリ止まるか落ちたら負け」のルールであるチキンレース形式であろう。
ちなみに弾く道具は三菱鉛筆(uni)のボールペン「BOXY」(メインイラストの筆記具がそれ)が構造上優秀で、「円筒ではなく角張っているので机に置いても安定する」「ノックを押し込み、ペン先を引っ込ませるボタンを押すとバネの反動でノックが飛び出す」特徴がまさにスーパーカー消しゴムを走らせるのにうってつけだったのである。
後にこのBOXYの特徴を模した発射台(メインイラストの青い物体)がスーパーカー消しゴムを複数まとめた紙袋販売で一緒に入れられていた。