「超電気式・瞬間移動技術‥‥
世界で初めての実験であります!」
概要
CV:山口勝平
『大逆転裁判2』第3話に登場。33歳。
金髪の爆発したかのような髪型に、眼鏡と白衣を身につけた、喜怒哀楽が激しく、身振り手振りがやや大げさな人物。
膨大な電気エネルギーによって金属以外の物質を瞬時に分解し、別の場所へと転送して再構築するという驚異の技術『超電気式・瞬間移動技術』を提唱し、万博で公開実験を行うべく倫敦を訪れるのだが、実験中に装置が大爆発を起こし、自身の出資者で実験の協力者であったエライダ・メニンゲンがイノチを落としてしまう。
装置の爆発が計算ミスによる事故とはいえ、被害者を死なせてしまった罪は今すぐにでもつぐないたいと語っていたが、技術を悪用した殺人事件の犯人として起訴されてしまい、自分の名誉と機密を守ってもらうべく、成歩堂龍ノ介へ弁護を依頼する。
事件の担当検事バロック・バンジークスとは倫敦大学時代の同級生であり、こころざす道は違えどフシギに気が合った親友とされている。卒業後は会うこともなかったようだが、ドビンボーはバンジークスのことを「とても友人思いの、やさしいヤツ」と語っており、彼がこの事件を担当した真意について、
“大事故”によって信用を失った自分の《理論》が、他の検事によって“インチキ”として告発されることから守るため
だったと考えている。
裁判では、事件の裏に隠されていた多くの人物の思惑に巻き込まれたりもしたが、長い審理の末になんとか《無罪》が立証され、その後は、バンジークスの計らいによって、《死神》の呪いから遠ざけられるかのように独逸へと帰っていった。