ベンジャミン・ドビンボー
べんじゃみんどびんぼー
ゲーム『大逆転裁判2』第3話《未来科学と亡霊の帰還》に登場。33才。通称・ドビンボー。
職業
科学者である。れっきとした英国人だが、倫敦大学卒業後に独逸に渡り、そこを拠点として研究活動につとめている。
地方の小さな科学雑誌に、論文が小さく載った経験もある。
- 超電気式・瞬間移動技術
ドビンボー自身が作中にて研究・提唱している驚異の技術。
膨大な電気エネルギーによって物質を瞬時に分解し、別の場所へと転送して再構築するというもの。理論上、《金属》の転送はできない模様。
人間関係
投資家・エライダ・メニンゲンや機械技師・イーノック・ドレッバーとは、職務上における協力関係にある。
バロック・バンジークスとは倫敦大学時代の同級生であり、こころざす道は違えどフシギに気が合った親友とされている。卒業後は会うこともなかったようだが、ドビンボーはバンジークスのことを「とても友人思いの、やさしいヤツ」と語っている。
活躍
第3話《未来科学と亡霊の帰還》に登場。
『超電気式・瞬間移動技術』について、公開実験を行うべく倫敦万博を訪れるも、公開実験の最中に装置が大爆発。実験に乗じて協力者・エライダ・メニンゲンを殺害したという容疑で裁判にかけられる事態となってしまい、計算ミスによる不幸な事故という自身の主張のもとに、成歩堂龍ノ介へ弁護を依頼する。
また、この事件では、親友のバロック・バンジークスが担当検事をつとめることになるのだが、それについてドビンボーは、
“大事故”によって信用を失った自分の《理論》が、他の検事によって“インチキ”として告発されることから守る
というバンジークスの真意があったと語っている。
裁判では、事件の裏に隠されていた多くの人物の思惑に巻き込まれたりもしたが、長い審理の末になんとか《無罪》が立証され、その後は、バンジークスの計らいによって、《死神》の呪いから遠ざけられるかのように独逸へと帰っていった。