曖昧さ回避
FMA:略称
概要
FMはfrequency moduLationの略称で日本語では周波数変調と呼ばれる。
周波数に超短波(87.5~108MHzのVHF。日本のみ76~95MHz)を用い、放送用途としてはラジオのみならずアナログテレビにも用いられていた。その為、テレビ放送の音声を受信できるラジオもあった為、音楽番組の録音にも使う事が可能だった。
AMラジオに比べて広い周波数帯域幅が必要な一方で音質は良く、ノイズにも強い。
そして、機器の小型化も容易なため、古くはウォークマンなどのヘッドホンステレオ、昨今ではDAP(デジタルオーディオプレーヤー)といったポータブルオーディオ機器に組み込まれることも多い。
FMラジオのアンテナはわかりやすい一例としては伸縮できるあのアンテナである。ただし、FMチューナー内蔵のオーディオ(コンポ等)は簡易的にコードをアンテナ端子に接続するだけでも受信は可能だが、八木アンテナを接続するとより安定する。
日本で現在新規に開局するラジオ局はほぼ全てFMラジオ局であり、またヨーロッパなどで国内向けラジオ局が既に全てFMという国も多々ある。が、中にはノルウェーのようにアナログ式のFMラジオすら廃してデジタル化する国もある(フィヨルドという特殊な地理条件のためもあるが)。