ki-bo
きーぼ
えちぜん鉄道L形電車の通称。
概要
2016年3月27日より、福井鉄道福武線とえちぜん鉄道三国芦原線の相互直通運転が実施されることになり、それに際してえちぜん鉄道側が導入した車両。
正式な形式はL形(えるがた)で、2017年4月現在2編成が所属する。
新潟トランシス製の低床路面電車(LRV)であり、えちぜん鉄道が発足してから初めての新造車である。
愛称の由来は、「ki」には車体カラーである黄色、「bo」には「坊や」(丸っこいデザインが子供を連想させている)・「相棒」(相互直通運転で、福井鉄道側の乗り入れ車両「FUKURAM」に対しての「相棒」という意味)、全体で「希望」を表しており、F1000形「FUKURAM」と合わせると「希望ふくらむ」となるネーミングである。
F1000形「FUKURAM」との共通点
コストダウンと整備のしやすさを理由に、福井鉄道側の乗り入れ車両であるF1000形「FUKURAM」とは、車内レイアウトや車体の基本的な構造(ドア位置)、駆動方式に共通の仕様を持っているが、「FUKURAM」が3車体連接車なのに対し、「ki-bo」は2車体連接車と1車体少なくなっている。