特に情報通信・電子デバイス分野、発電機等の電力関連、発足時からの事業である電動機(モーター)等に強みを持つ。同系企業(元日産コンツェルン所属企業同士)の日産自動車とは自動車関連技術を共同開発したり、自動車部品メーカーに共同出資したりするなど関係が深い。日産のほか、損保ジャパン、日本水産などと日産・日立グループと呼ばれる企業集団を形成している。
鉄道関連事業においては鉄道車両製造(山口県下松市の笠戸事業所で実施。クラス800はじめ一部イギリス向け車両は英ダラム州のニュートン・エイクリフ工場でも生産)を始め幅広い分野で活動しており、「鉄道に関わるもの全て(車両、制御システム、架線、信号システム、予約システムetc)を作ることが出来る世界で唯一の会社」とまで言われる。JR九州(近年新製した電車の多くが日立製)はじめ国内外各社で製造車両が運行されている。また、JRグループの座席予約システムマルスも稼働当初からホストシステムはもとより、発券端末の多くが日立製である。
近年の鉄道車両事業は「A-train」と呼ばれる技術を使用した車両がメインとなっている。
なお、「日立」でGoogle検索するとトップに「日立製作所」が出てくる。
茨城県日立市などでは略して「日製(にっせい)」とも呼ばれている。「日生」ではないので注意
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A-train:日立独自のモジュール生産システムのこと。