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日本住血吸虫の編集履歴

2019-01-05 02:46:37 バージョン

日本住血吸虫

にほんじゅうけつきゅうちゅう

住血吸虫という寄生虫の一種。日本国内に広く分布し、特に山梨県で猛威を振るった。

概要

淡水性巻き貝の宮入貝(ミヤイリガイ)を中間宿主とし、ヒト・ウシ・犬猫など様々な哺乳類を最終宿主とし、宿主に対して日本住血吸虫症という深刻な病をもたらす。

特に山梨県では地方病と呼ばれるなど日本住血吸虫症は大きな被害を長期間に渡ってもたらし、非常に多くの人々の努力と数十年に及ぶ対策により、ついに野生絶滅に及んだ。

同時に中間宿主の宮入貝もほぼ絶滅し、両者は研究機関で飼育されている種が殆どである(ただし、宮入貝に関しては住血吸虫を宿していないとされる種が一部で再発見されている)。

宮入貝に関してはやむを得ない犠牲から供養碑が建てられているが、流石に病原そのものの日本住血吸虫の供養碑は建てられていない。


関連項目

寄生虫 地方病

天然痘…同じく「人的努力」により野生絶滅となった生物(ウイルス)。

シロアリ…駆除対象だが供養碑のある動物。高野山奥の院に存在。

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