概要
高校卒業後、親戚が経営する窓ガラスサッシの枠を作る会社に就職する予定だったが、中学校の同級生だった河本準一に誘われてNSCに入学。河本の高校の同級生だった山下正人と「次長課長社長」を結成(※元々河本と山下が高校時代からコンビを組んで素人名人会などに出場していた)。しかし、1年程で山下が脱退し、現在のコンビとなった。
最初は主にボケ担当であったが、1999年3月の心斎橋筋2丁目劇場閉館後にツッコミに転向。
次長課長の役割分担は河本がボケで、井上自身は河本の「友達」であると述べている。
なお、コンビ名は「次長課長」で一つの単語なのでどちらかが次長・課長ということはないが、まれに役割が振られる際には「課長」と扱われることがある。
吉本男前ランキング殿堂入りを果たすなど、お笑い界屈指のイケメンとして知られており、外見からクールな性格だと思われがちだが、かなりの天然ボケで、クイズや雑学系の番組にて珍解答ばかりをする為、「バカ」「アホ」などといじられる事も多い。ちなみに中学3年生のときに受けた岡山県内の模試では、8000人受けた中で7982位(ちなみに河本は7980位)という成績であり、担任から高校進学そのものを心配されるほどだった。
人見知り。河本から「友達は麒麟の川島とハリセンボンのはるかだけです」とネタにされたほどで、芸能界では趣味の合う芸人仲間以外とはほとんど交流がない。一方後輩の面倒見はよく、川島やピースの又吉、バッドボーイズの佐田など、吉本の後輩芸人から慕われている。
同期にスピードワゴンやスギちゃん(現在はそれぞれ別事務所)、ブラックマヨネーズ、野性爆弾などがおり、現在でも仲が良い。野性爆弾のロッシー夫婦からは毎年決まった時期にお菓子などの詰め合わせが贈られており、これを「仕送り」と呼んでいる。
ケンドーコバヤシを師匠と慕っている。
自他共に認めるオタクで、ゲームや漫画(主に少年漫画)、昭和のアニメと特撮などを趣味としている。ほかにもビックリマンシールやキン消し、アニメのフィギュアやソフビ人形をコレクションしている。フィギュアは2005年時点で2000体ほど所有しており、引っ越しの際手伝った後輩芸人たちに持ち帰られて半分ほどになったが、その後買い直したり新しいものを買い足したりしてあっという間に2000体以上になった。
特に、カプコンのゲーム『モンスターハンター』シリーズの総プレイ時間は7000時間(シリーズ発売から7年と1/3経った頃)で、もはや本人ですら把握できないほど。そのプレイ歴を買われ、最近はアメリカザリガニの柳原哲也・平井善之らと共に、プロモーション映像やコマーシャルに必ずと言っていいほど出演している。
ジャッキー・チェンが大好きで、NSC入学を決めたときの河本からの誘い文句は「ジャッキー・チェンに会えるで」というものであった。自称「芸能界一のジャッキーファン」。
喫煙者で下戸。30代のときにストレスによって慢性胃潰瘍を発症し、以降寒い時期のロケなど体に負担の大きいような仕事をセーブしている。