レパード
れぱーど
1.ネコ科のうちヒョウ属に分類されるもの。特に柄のある個体を指す。これとは区別して「パンサー(英:Panther)」はクロヒョウを指す。
2.1980年から1999年にかけて、4代にわたって日産自動車から製造・販売されていた乗用車。
初代は2ドアハードトップクーペと4ドアハードトップクーペ(販売網は日産店がメインだったが、この代にはチェリー店向けにレパードTR-Xなる姉妹車が存在)、2代目は2ドアクーペ、3代目(これのみレパードJフェリーと名乗る)は4ドアセダン、4代目(最終モデル)は4ドアハードトップセダンと、ボディスタイルやエンジン(直4~6やV6~V8)がコロコロ変わった。
2代目はアクションコメディ『あぶない刑事』(日本海テレビ除く日本テレビ系列ほか)の「もう1人の主役」として大暴れしたことでも知られ、東映刑事アクションの『大都会25時』(テレビ朝日系列ほか)でも活躍した(劇場版『さらばあぶない刑事』では同型車を復元し劇用車で使用。撮影後は、日産に寄贈されヘリテージコレクションの1台となった)。
初代のイメージキャラクターを、なぜか若大将が務めた。
それは、初代の立ち位置が810型ブルーバードGシリーズの後継車種として出たため(若大将は810型ブルのイメージキャラでもあった。また初代に、直4・1,8ℓを積んだのもこのせいだった)。また『帰ってきた若大将』でのニューヨーク・ロケにも、初代が摩天楼街を疾走した。
しかし『フレッシュマン若大将』の日東自動車(=日産がモデル)ではないが、中央モータースの刺客には太刀打ち出来ず苦戦(これは生涯、尾を引いた)。
しかも親友にしてライバルの青大将が中央モータースのミドルセダンのイメージキャラになってしまい、畑違いの車種同士とはいえ販売実績でも完敗してしまう。
それでも若大将は、2代目のTV・CMでは最初期のみ出演し最後まで意地を貫いた。
3.アニメ『夜ノヤッターマン』の登場人物。→レパード(夜ノヤッターマン)