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十三星座の編集履歴2019/02/08 10:51:43 版
編集者:アッキー
編集内容:表記を加筆。

概要

一般的には、一年を12に分け、それに対応した十二星座へびつかい座を加えたもの。

これを元にした十三星座占いというものもあるが、占星術クラスタではそこまで一般的ではない。

発端は「星占いが始まった二千年前は黄道には十二星座しかなかったが、現代(の天文学会の定義)だと黄道には十二星座だけじゃなくて、へびつかい座もある。占星術にこれを使ってみては」というイギリス天文学者ジャクリーン・ミットン(Jacqueline Mitton)の発言である。

しかし彼女は占星術否定派であり、この提言は新聞の冗談記事で行われた。つまり彼女の意図としては揶揄であったのである。

しかしウォルター・バーグ(Walter Berg)のように取り入れる占星術師もいる。特に彼の著作は日本でも複数訳され、日本における13星座占いの普及に貢献した。

13番目の星座としてへびつかい座を認めるシュテファン・シュミット(Stephen Schmidt)はさらに十四番目の星座としてケートス座(くじら座)を設定している。

へびつかい座の他に、もう一つ第十三の星座とされるものに「アラクネ座」がある。

天文学においても伝統的な占星術においても存在しない星座である。

ジェイムズ・ヴォー(James Vogh)が『アルカナの上昇:黄道の十三番目のサイン(Arachne rising: The thirteenth sign of the Zodiac)』で歴史の中で削除されてしまった星座として紹介した。

……がジェイムズ・ヴォーの正体は風刺でも知られるSF作家ジョン・スラデック(John Thomas Sladek)で、ノンフィクションの体をとってはいるが内容はまったくのデタラメ、書いた目的も人々の騙され易さがどれ程か確かめるためであった。

要は「釣り」である。

蜘蛛つながりでクモ座というのもあるが、これも18世紀の風刺作家ジョン・ヒル(John Hill)が当時天文学者が新星座を連発している状況を皮肉って、なめくじ座やみみず座と共に創作したものである。

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編集者:アッキー
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