データ
- 別名:超弩級怪獣
- 身長:78m
- 体重:21万7千t
- 出身:不明
概要
『ウルトラマンR/B』第20話「星屑の記憶」、第21話「あめ玉とおまんじゅう」に登場する、美剣サキがジャイロと怪獣クリスタルを用いて変身した怪獣。
マガグランドキングと同様、属性は「土」。ルーブクリスタルと被った唯一の事例でもある。
初代グランドキングに似た頭部を持つが、頭部や背中の突起が黄金色となっている。巨大な腕のメガロスアームや破壊光線メガロスブラスターを武器とする。また、メガロスアームより剣を生成する事や、装甲を分離させレーザーを放ったりバリアを張る事も出来る。
怒り狂った美剣がウルトラマンロッソとウルトラマンブルを倒すべく変身し、先程まで二人と交戦していたゴモラから超振動波を食らうも傷一つつかず、破壊光線で返り討ちにする。さらにブルアクアのアクアストリュームやルーブスラッガーブルでの攻撃を食らってもビクともしない装甲と多彩な攻撃で二人を追い詰めていき、さらに美剣に対する考え方の違いからウルトラマンルーブに合体変身出来ずにいる二人にメガロスブラスターを放つ。
しかし、ロッソフレイムのバリアで攻撃を跳ね返されたところをブルグランドのアースブリンガーで倒され、それと同時にロッソとブルもエネルギー切れになったため、勝負は引き分けとなった。
余談
スーツはマガグランドキングの改造で、前回同様デザイン画は写真加工である。頭部はオリジナルともマガグランドキングとも変えることで別個体であることを強調しており、全身の突起は派手さと強さを表現するため金色となった。
尚、グランドキングは元々合体怪獣でゴモラが混ざっており、その亜種であるグランドキングメガロスがゴモラを葬ると言うのは何気に皮肉な事である。
当初の設定では美剣サキが変身できるのはグルジオ系のみで、グランドキングメガロスは召喚されて登場するという予定だったが、美剣自身が戦って傷つかないと視聴者に美剣の本気や覚悟また痛みや苦しみなどが伝わらないとの判断から、美剣自身が変身するという展開に改められた。また、他の怪獣とのパワーバランスを考慮し、圧倒的な力を持つ代わりに美剣が力に酔いしれてしまう禁断のクリスタルであるという裏設定も加えられた。
第20話・21話監督の伊藤良一は、登場怪獣の選択肢としてノーバとグランドキングを提示されたが、ノーバを登場させるのは難しいと判断しグランドキングを選んだ。しかし近年グランドキングの登場頻度が多いことから従来とは違う能力を取り入れている。また、ロッソ・ブルと2対1になることやスーツが大きいことなどからグランドキング自体をあまり動かさずに合成を多用し、多種類の技を使わせることで強さを表現している。
関連タグ
グエバッサー・・・同じく『R/B』本編に登場した魔王獣の元になった怪獣。