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概要

山口県の県庁所在地。一応県庁所在地であるものの、県内における経済的な吸引力では港湾都市として栄えた下関市、あるいは重化学工業で栄えた宇部市周南市岩国市などに劣る。山口市の中心部は位置こそ山口県の中央部であるものの、交通網で見るとアクセスしにくい位置にあるためこのようなことになってしまった。津市もこれに似ている。

しかし室町時代には大内氏が拠点を置き「西の京」と呼ばれていた。歴史的には重要な都市である。

山口市は全国の県庁所在地のなかで一番田舎な都市と言われている。普通、県庁所在地はどんなに地味なところ(例:群馬県前橋市山梨県甲府市鳥取県鳥取市)でも、小規模ながら明確な繁華街ビル街があるものだが、山口市には明確な繁華街やビル街が存在しない。また、同一市内で比較した場合も、旧来の山口市街地(湯田温泉や山口県庁があるあたり)より旧・小郡町地域のほうが賑わっている。

鉄道

一応、市の代表駅は山口線山口駅なのだが、市内で一番栄えている駅は旧・小郡町地域にある新山口駅(旧・小郡駅)である。新山口駅には山陽新幹線山陽本線山口線宇部線が乗り入れており、山口県の鉄道の拠点である。

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山口市の編集履歴2019/04/13 10:51:17 版