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ダルマの編集履歴

2019-04-18 06:10:50 バージョン

ダルマ

だるま

ダルマ(Dharma)とはサンスクリット語で「真理」「法」などを意味する語である。

曖昧さ回避

  1. 禅宗の祖とされるインド人仏僧→達磨大師(菩提達磨)
  2. 菩提達磨の伝記中のエピソードに由来する置物→だるま
  3. 四肢が欠損した状態→達磨
  4. 少年漫画『ONEPIECE』の登場人物→ダルマ(ONEPIECE)へ。

概要

インド発の宗教、すなわちヒンドゥー教仏教ジャイナ教シク教で用いられる語。

ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の総称「ダルマの宗教」の呼称の由来となっている。


「ダルマ」は広範な意味を含有するが、主に「宇宙を貫く超自然的な法則」「守るべき戒律や徳」を意味する。

転じて「秩序」「法律」のニュアンスを持ち、ヒンドゥー教における「ダルマ・シャーストラ」は神々が望む秩序を行き渡らせる為の宗教的な法律書の分類名である。


守るべきルールとしてのダルマは漢訳仏典では「正法」とも呼ばれる。規範としてのダルマが守られない状態は「アダルマ(不法)」と呼ばれ、それは悪い運命や来世を引き寄せてしまう。

宇宙の法としてのダルマは、行為(カルマ)としてのダルマ/アダルマの結果を規定する。善因善果、悪因悪果の業報輪廻はまさに自然法則に等しい。


インド神話では司法神としてのダルマも存在し『マハーバーラタ』等に登場する。神としてのダルマは死者を審判するヤマと習合し「ヤマ・ダルマ」とも呼ばれる。


関連タグ

ヴァルナ:同じくインド神話の司法神

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