基礎データ
他言語版の名称
英語 | Zorua |
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イタリア語 | Zorua |
スペイン語 | Zorua |
フランス語 | Zorua |
ドイツ語 | Zorua |
進化
ゾロア → ゾロアーク(Lv30)
概要
2010年公開『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』で先行出演。
第5世代では最初に発表されたポケモン。
キツネの可愛いイメージを十分に残しつつも「わるぎつねだから悪いこともしちゃうよー」というやんちゃな風味が老若男女のハート鷲掴みであった。
この時の声優は間宮くるみ。その声は、
まるでハム太郎とそっくりだった。
人や他のポケモンの姿に化ける能力を持ち、普段は自分の正体を隠すことで危険から身を守る。無口な子供に化けて人間社会に紛れていることが多いが、ポケモン以外に化けた場合、尻尾だけは変化させる事ができず、握られると驚いて元の姿に戻ってしまう。
窮地にはいきなり相手の姿に化ける事で、騙したり驚かせたりして隙を作り逃走する習性を持つ。
名前の由来はzorro(スペイン語でキツネを意味する)+「悪」とする説や、鬣の色が炎のように見えたり進化形のゾロアークが技マシンでほのおタイプの技を覚える点、特性が「イリュージョン」である点から、ゾロアスター教からとられているとする説(ゾロアスター教が「火」を尊ぶために拝火教と呼ばれたり、アラビアンナイトをはじめとする物語の中で、多くの場合ゾロアスター教徒は魔術師や奇術師として扱われるため)など諸説ある。
ゲーム上の特徴
分類上一般ポケモンなのだが、『ポケモンBW』での入手難易度は異常に高く、前世代の映画関連の個体(セレビィと、色違いのライコウ・エンテイ・スイクン)を連れて行かなければ入手不能という、まるで幻のポケモンであるかのような扱いを受けた。
2年後の『ポケモンBW2』では、ホドモエシティにある元プラズマ団の家に行くと出会う七賢人のロットにバトルで勝つことで、親がNのゾロア(Lv25)をもらうことができ、大幅に改善された。
また、能力値が「性格:せっかち 性別:♂ 個体値6U」で固定という高性能具合。
「陸上グループのU遺伝親」という見方もできることから便利なポケモンとなっている。
第6世代においては『XY』で進化後が草むらに出現し、また『ORAS』ではふれあいサーチで手に入れることができる。
野生出現の場合特性「イリュージョン」は働かない為安心して探すことができる。ただし♂の方が圧倒的に多い為捕獲や孵化の際に注意が必要である。
アニメでのゾロア
BW第38話「ゾロア・ザ・ムービー! ポケモンナイトの伝説!!」に♀のゾロアが登場。
映画製作に打ち込む少年・ルークの手持ちポケモンで、ルークとは彼が働く映画館で出会った。
ルークと同じく映画が好きで、特に映画の女性役に化けるのが好き。
ゾロアの変身能力を活かして、ルークはゾロアを主演女優とした映画を作ろうとしたが、
ゾロアはヒロイン役を専任したかったのに、男性役までやることとなったので怒って逃げ出してしまう。
逃げ出した先でサトシ達と出会い、サトシ達が映画製作に協力してくれることになったので、ゾロアは心おきなくヒロイン役を演じることとなった。
ちなみに映画と違いこっちのゾロアは喋れないので、セリフはアイリスが吹き替え。
作中でも珍しいポケモンという扱いで、デントはこの♀のゾロアと出会うまで本物を見たことがなかったという。
その後バトルの迫力を学ぶためルークと共にドンバトル大会に参加、そこで出会ったベルに大変気に入られ、劇中たびたびスキンシップを図ろうとするベルから逃げ回っている。
またアイリスをライバル視するラングレーに化けて、アイリスと息の合った寸劇を披露し、ラングレーをからかう。
ラングレーの姿が気に入ったのか、ドンバトル開催中はベルの目をごまかす時やラングレーをからかう時などはラングレーに化けるようになった。
そしてBWシーズン1の82話でルークと共に久しぶりに登場。サトシ達と一緒にポケウッドのオープン記念イベントに参加。
今回はアイリスと共に双子の巫女を演じたが、女の子役のみならず、ゴルーグにも変身。
また作成した映画のオープニングで某映画会社のパロディも披露している。
ゾロアのモンスターボールはちゃんとあるが、普段から表に出ている。中の人つながりか?
声優はたかはし智秋。
Pixivでのゾロア
Pixivにおいては獣人風のゾロアークとはあまり人気領域が被っておらず、どちらも双方のファンに「カワイイ」と評価されている模様。
また映画つながりでセレビィとセットのイラストも見受けられる。