概要
さいたま市の区の一つで旧浦和市の一部。
区の色は赤。理由は……言わずもがな。
駅でいうところの浦和駅・北浦和駅・与野駅とその周辺が該当する。さいたま市および埼玉県の行政の中核を担う。
浦和は埼玉県庁所在地であるが、浦和駅には新幹線ホームがなく、大宮の方が栄えていることはよくネタにされている。交通の拠点兼経済の中心大宮に対し、政治の中心地浦和という色分けであり、旧浦和市民には「本来、浦和の方が埼玉県の中心なのに」という複雑な思いがあった。
浦和と大宮が合併してさいたま市になった後、浦和駅・武蔵浦和駅周辺は大規模な再開発がなされ、商業拠点としてにわかに活気づいているが、さいたま市発足後の浦和優遇政策には大宮側の不満が噴出している。合併後の現在も、大宮にはさいたま市からの分離論が根強い。
ちなみに件の県庁は明治時代に浦和に選ばれてから頑として離さず守り続けている。過去には大宮の他熊谷などにも移転計画があったが全て突っぱねた。
浦和レッズが本拠としており、サッカーが盛ん。浦和区域のみならず旧浦和市域の至る所で「サッカーのまち浦和」を掲げる。
主に試合を行う「埼玉スタジアム2〇〇2」が浦和区から遠く東に離れているのはここだけの秘密。一応駒場スタジアムであれば浦和区に属するが。
余談ではあるが浦和と名の付く駅が8駅(浦和駅、東浦和駅、西浦和駅、南浦和駅、北浦和駅、中浦和駅、武蔵浦和駅、浦和美園駅)もある。東西南北の全てが揃っているのは日本全国でも極めて珍しい。