ヒューマノイズ

ひゅーまのいず

仮面ライダージオウに登場する2121年の地球を支配する機械生命体。

「お前、機械か?それとも人間か?」

「人間なら、破壊する!」

概要

「オーマジオウが存在しない未来」における2121年の地球を支配する機械生命体。

仮面ライダーキカイこと真紀那レントと対峙する敵対勢力であり（ただし、あくまで人間に味方をしているだけで、レント自身もヒューマノイズである）、外見上は普通の人間と全く区別がつかないが、上記のセリフを相手に投げかけ、相手が人間だと答えると直ちに対象を排除しようと襲い掛かって来る。

何時、誰が作成したのかなどの詳しい詳細は不明だが、レントによれば既に人類を絶滅寸前にまで追いやっているらしく、人類保護区にも攻め込んで来ている。

余談

• 姿は老若男女と幅広いのだが、それ故に第23話で最初に登場した中年女性と老人男性の姿をした個体が見た目からは想像もつかないほどの軽快かつキレのある動きを見せていた為ちょっとした話題となった。

ちなみに、この2人を演じたのは共にJAEに所属する現役アクション俳優である宮川佳寿姫女史と渡辺実氏。両者とも30年以上の芸歴を持つ大ベテランである。

• • また、続く第24話では仮面ライダーローグなどのスーツアクターで知られる渡辺淳氏が演じるヒューマノイズが登場した。

• 先述した通り、最初から人間の姿をしているが、怪人としての姿があるのかは不明。
  • 尤も変身ヒーローVSどっからどう見ても人間という構図は東映特撮ではよく見られる事なのだが。

• ちなみに仮面ライダーキカイの力を受け継ぐフューチャーリングキカイの能力に人間にナノマシンを埋め込んでセミヒューマノイズ化する能力があるが、これはキカイ自身もヒューマノイズである以上、オリジナルのヒューマノイズにも見られる特性であると思われる。
  • ヒューマノイズの名前の由来はhuman(人類)+noid(人型ロボット)+ノイズ(処理対象になる情報)(=人を処理する人型ロボット)からと思われる。一方で、上記の説と併せるならhuman+noid+nise(それらしくする事)=機械化された人間という恐ろしい解釈もできる。ちなみに、人間をナノマシンで改造するという方法は仮面ライダーTHENEXTにおいてショッカーも行ったものである。
  • アナザーキカイも有機物に寄生して怪人化(アナザーキカイに変化させる)能力がある為、この説に一種の信憑性を持たせている。

関連項目

仮面ライダージオウ　真紀那レント　仮面ライダーキカイ

ロイミュード、メガヘクス：仮面ライダーシリーズにおける敵の機械生命体。

スカイネット：似たようなもの

ダークロボット、ヴァグラス：元ネタと思われる