ツバメ
つばめ
鳥の一種。そこから名称がついたさまざまなもの。
若いツバメ
年上の女性に養われている男性。あるいは相手の女性よりも年下の恋人を指す言葉。
女性解放の先駆者のひとり・平塚雷鳥(平塚らいてう)と、その5歳年下の画家・奥村博史の恋に由来している。
二人の関係が公になるにつれ、女性解放を謳う平塚の運動に参加していた者の間でこれが騒ぎとなり、奥村は身を引く決意をする。その際、奥村が平塚に宛てた手紙に「静かな水鳥たちが仲良く遊んでいるところへ一羽のツバメが飛んできて平和を乱してしまった。若いツバメは池の平和のために飛び去っていく」という趣旨の一節があった。
この一節を、後に平塚が 文芸誌『青鞜』上で発表したところ一大ブームとなり、女性より年下の恋人を「若いツバメ」と呼ぶようになった。
なお、平塚と奥村は最終的に結婚し、子供を2人もうけている。
『ツバメ』という名のキャラクター
(名字50音順)