「この池波流ノ介。殿と見込んだのはただ一人」
演:相葉弘樹
人物
使用する折神は、「龍折神」、「舵木折神」。
「水」のモヂカラを使役する侍。
歌舞伎の梨園出身で、シンケンジャーに召集される前は歌舞伎役者をしていた。
本人が女形は苦手と語った事から、舞台では男役の「立役」がメインだったと思われる。
ちなみに歌舞伎役者なのに毛先を遊ばせた茶髪にYシャツ姿がデフォルトな為、ホストっぽい容姿の印象を受けるが、「茶髪は生まれつき」と本編で語られている。
幼い頃から志葉家へ忠義を尽くす事を教わったため、丈瑠への忠誠心はメンバーの中でも一番強く、一言二言目にも「殿ぉ────!!!」な人である。
(しかし、当の本人からはものすごくウザがられている)
が、合体に殿を忘れてしまったり(「俺余ってるだろ!」)、「侍ファーストラップ」では殿に被ってしまったりと素で雑な扱いをすることも。
「帰ってきた侍戦隊シンケンジャー」では妖に操られた夢の中ではあるが、丈瑠を差し置いて『池波家18代目当主』の「殿」と名乗り「森の動物戦隊シンケンジャー」として家臣達を率いて外道衆と戦うなど、下克上まがいのことをしていた。
ちなみに第1話では、集合する際に歌舞伎の衣装のまま舞台から飛び出して来た事もあり、田舎者の花織ことはから「殿」と間違えられた事があったりする。
上記の理由のためか否か、当初は性格面での丈瑠からの評価はあまり芳しくなかった模様。
(テンクウシンケンオーの合体案を提示した際に、『初めてお前に感心した』と言われた。)
礼儀正しく真面目な性格で『侍の純粋培養』と呼ばれるほど。
が、ド天然でハイテンション。
真面目な性格と志葉家への忠誠心の高さ故に他者との衝突が多く、当初は未熟で反抗的だった千明や侍の家系ではない源太(海老折神の命名の件など)、侍に対するイメージが多少ズレていたハイドを始めとするゴセイジャー達と初めは対立していた。
ただし、一度打ち解ければかなり友好的になる。
また体内時計が非常に正確で、夜20時からはモヂカラの稽古、夜22時からは歌舞伎の稽古、深夜0時に就寝し朝4時前に起床、稽古ない時はランニングをしたりとルーチンワークを欠かさない真面目侍。
それが故に時間になっても屋敷に現れなかった流ノ介達に何かあったに違いないと、殿自ら出陣し助けを出したこともある。
アイディアマンとしての才もあり、テンクウシンケンオーへの合体案やサムライハオーの命名は彼によるもの。
剣術をはじめとする各スキルも高く、丈瑠不在時のサブリーダーを務めることも多い。
再終幕ではドウコクの一の目に止めを刺す大役を担った。
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ガル(キュウレンジャー):8年後のブルー。メンバーの中でもレッドに対する信頼が特に厚い、 天然、敵地潜入のために女装をした等の共通点がある。