概要
北米のパソコンメーカーであるコモドールが開発した8ビットのホビーパソコン。
1982年に発売され、北米ではその低価格とアタリショックに起因するテレビゲーム産業の衰退もあいまって爆発的に普及した。
より高性能なファミコンや16ビットパソコンが発売されて以降も広く利用され続け、コモドール社が倒産する90年代初期まで現役を貫いた。
特徴
- 低価格(競合機種のおよそ半額)
- 多用途(ソフトウェアで表計算や家計簿管理ができる、更にゲームも)
- 独自の高性能サウンドチップ(SID音源)
- スプライト機能
別段、メモリ容量やCPU処理が優れていたわけではなかったが、これらの特徴は当時のライバル機種にはあまり見られないものだったため、ヒットする要因となった。
別名・表記ゆれ
コモドール128
二種のOSに対応する二基のプロセッサを内蔵し、カートリッジに合わせて三つの動作モードに切り替える。この内『C64モード』は先行機であるコモドール64とほぼ100%の互換性を持っていた。