担当声優:金田美穂、高城元気(天下一剣客伝)、小市眞琴(2019)
概要
わずかに残った記憶を頼りに自分の過去を探す旅を続けている。
自分の記憶の鍵となるのは「鬼」の存在であり、人々を殺戮した「鬼」と呼ばれし男、壬無月斬紅郎を探していた。
『斬紅郎無双剣』(斬サム)のエンディングでは、自分が倒したはずの斬紅郎の骸が無いうえに目前の風景も違っており、周りの木々が倒され、斬紅郎の刀「紅鋼怨獄丸」を握っていたとしている。自分が斬ったのは、斬紅郎の心の中の鬼であることに閑丸は気付かなかったが、自分こそが鬼ではないのかという疑問を呟いて終わる。閑丸の設定は明らかにされていないものが多く、斬紅郎との関係についても断片的な事柄しか明らかになっていない。
身上書
流派 : 緋刀流
武器銘 : 霧雨 (傘)、 大祓禍神閑丸(おおはらえのまがかみしずまる)(刀)
出身地 : 不明
生年月日 : 不明(斬サム時、14歳くらいに見える)
身長 : ~天…四尺九寸(約148cm)、零~…四尺七寸(約142cm)
体重 : ~天…十一貫目(約41kg) 、零~…十貫目(約38kg)
血ノ型 : AB
その他 好きなもの :
~天…旅先で食べる名物(辛子明太子が今のところ一番)
零~…おいしいもの
嫌いなもの :
~天…自分の中にいる「鬼」
零~…自分の中にいる「鬼」のようなもう一人の自分
特技 : 傘回し
コンプレックス :
~天…自分の殻の中に閉じこもってしまい人と打ち解けられないこと
零~巧く笑えないこと
尊敬する人 :
~天…記憶を失った後、育ててくれた僧侶
零~…記憶を失った後、育ててくれた僧侶と今やっかいになっている儚と旦那
剣の道について :
~天…自分の過去を探す手段
零~…何かのときに役に立つかもしれない
平和を感じるとき :
みんなでご飯を食べているとき
好みのタイプ :
零…子供だからよくわかりません
剣…年上の優しい人
キャラ性能など
キャラクター性
『斬サム』初登場作品。当時はかなりの人気キャラであり、女性ファンを獲得していたのが特徴である。ちなみに公式設定では「斬紅郎を倒したのは閑丸」とされている。
それ以降はあからさまなショタ扱いが加速し、ボイスなども狙ったものに差し替えるなどのテコ入れが入っていく。
結果、サムスピシリーズにおいても屈指の美少年という事もあって、いけないオジサンやツいてる美少女にお尻を狙われる絵とか、普通のおねえさんにも性的に襲われる絵をよく描かれる羽目に……。そして美少年の宿命と言うべき女装絵も。
公式もそれを意識したのか、剣サムではいろはのCPU5戦目に登場したり。試合前には子供扱いされてちょっとムキになる珍しい姿を見ることが出来る。
カップリングは主にプレイヤーキャラ化が同時期のリムルル、次いでナコルルが主。
閑丸が年下なのでイニシアチブは女性側の方が持つことが多い。
リムルルとの物は大体が年相応な微笑ましい物ばかりなのだが、
たまーに一緒に大人の階段を登ろうとするギリギリな物も…。
そして技の面では傘。この一言に尽きる。
初登場の斬サムではとにかく傘で相手をしばき、傘を回転させて相手を斬り裂く。この傘、牛の皮を干したものと松ヤニを煮たものと豚のヒゲを三重に重ね合わせて作られているのらしいが、そんなもので作られてるのとは思えんぐらい強い。どこから剥いで来たんだよその牛と豚の皮。
流石にシュール過ぎたのか、天サム以降では通常技で刀を使う割合が増えて判定も調整された。
性能
早すぎた世紀末ゲーと評される『斬サム』でも上位キャラの一人に数えられる。
傘の攻撃判定がとにかく強く、中段になる昇り強斬りや、怒り時限定でヒット確認しての気絶連続技などを持っていたが、他に狂った性能のキャラが多かったため、全体で見れば中堅程度の性能のキャラだった。
次に登場した『天サム』では大きく性能が変化。
通常技に刀を使うようになったのだが、傘で殴っていたときよりも大幅に攻撃判定が小さくなり、特に『斬サム』で主力だったジャンプ強斬りとしゃがみ中斬りは比較にならないほど弱くなってしまった。
ついでに連続技の友・雨流狂落斬も失ったが、一方で「真・雨流れ狂落斬」を修得。
Dボタンを押しっぱなしにして放すというコマンドで、Dボタンを押し続けた時間によって威力と性能が上昇するという、某プロレスラーの某ドロップキックのような技で、これが閑丸の新たな主力となった。
その後ポリサム時代の欠場を経て「零」に登場。以後「零SP」「天下一剣客伝」まで、やはり「真・雨流狂落斬」を主力としたキャラであった。
そしてその後再度のポリゴン化により欠場。