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傀儡太夫の編集履歴2019/09/22 19:57:19 版
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傀儡太夫

くぐつだゆう

傀儡太夫とは、『星獣戦隊ギンガマン』の敵組織「宇宙海賊バルバン」の敵怪人の1人であり、ブドー魔人衆の一員である。

「さぁ行くのだ、我が子供達。行け!ギンガの光を炙り出せ……!」

CV:石森達幸

概要

ブドー魔人衆の1人で、髭を生やしたヒトデの様なデカい顔が特徴の人形師の老人。

自らの装置で作り出した爆弾人形に右手の人差し指の歯車から放出した光線を浴びせ、人間の姿に擬態させる能力を有しており、着弾と同時に爆発を起こす歯車を武器としている。

自身の製造する爆弾人形に自信が有るのか、人形の事を「我が子供達」と呼ぶ(※愛着は多分無い。爆ぜれば無くなる爆弾だし…)。

だが本人の戦闘能力は滅法低く、大転生なしの星獣にも勝てない程の弱さである。

本編ではギンガの光が姿を潜ませる物その5「高く聳える物」を手掛かりに、自作の爆弾人形達を市街地へ送り込んでの大規模な爆弾テロを行った。

劇中での活躍

一向にギンガの光が発見出来ない状況から、シェリンダゼイハブと共に苛立ちをブドーにぶつけ催促する。

そんな中でもブドーは悠然と巻物を広げ……

「次なる狙いはギンガの光が姿を潜ませる物 その5「それは高く聳える物也。」

…と次の捜索対象を発表。ブクラテスからそれはビルかと聞かれ、「流石御老体、察しが良ろしゅうでござる。片っ端からビルを破壊すれば、必ずやギンガの光の宿ったビルに行き当たる筈。」と返すのだった。

「歯車の 音は全てを 吹き飛ばし」

そして傀儡太夫が山奥の洞窟で人間に似せて作った爆弾人形達が次々と市街地に進行、ビル内に侵入するとそのまま腕を捻って爆発し、片っ端からビルを破壊して行く。 突然相次ぐ爆弾テロに、市街地は騒然となった。

当然この連続爆破テロは樹木のセンサーから知恵の樹モークにも伝わり、ギンガマンが出動。それは他の4人と離れて勇太と一緒に居たリョウマにも伝わるのだが、此処で2人は偶然山から街へと向かう奇妙な人々の一団を発見。その内の一人が足を踏み外して滑落し、何と土手っ腹に木の枝が突き刺さりながらも平然と歩み去ろうとするのを目撃したリョウマは、その異常さに驚きつつも善意から助けようと手を伸ばし、偶然にも相手の腕を捻って自爆装置の起動スイッチを入れてしまう。

モークが気付いて警告を発するも時既に遅く、爆発に巻き込まれたリョウマはそのまま派手に吹き飛んで崖下に転落すると言う事態に陥る。

一方街では、尚も爆弾人形達による未曾有の連続爆破テロが続出していたが、「人形なら息はしない筈だ。街の樹木達がそれを探す」と言うモークのサポートを受けて他の4人が人形の捜索に散らばり、人形を発見次第止めて行く。

「バルバン剣将、ブドー推参。ギンガマン、これ以上の邪魔立ては、無用。」

だが、そこへブドー自ら前線に現れて4人の妨害に掛かっていた。

一方、リョウマを助けるべく崖を降りた勇太は偶然にも傀儡太夫のアジトの洞窟を発見。当然傀儡太夫は潜入した勇太に賊兵ヤートットを差し向けるが、寸での所でリョウマに助けられる。

その後、ギンガ転生したレッドとの交戦中に勇太に機械を半壊されると、傀儡太夫は歯車でレッドを攻撃するも、炎一閃を受け敗北。だが、その際に「我が子供達よ、ギンガレッドを倒せ……!」と洞窟内の爆弾人形にレッドの抹殺を命令。群がるゾンビ達の様に襲い来る爆弾人形達に押し潰されたまま、リョウマと勇太は爆発の炎に包まれてしまう。

その後、傀儡太夫はレッド以外のギンガマンと交戦中の剣将ブドーの元に駆け寄り、作戦失敗を詫びた後、「せめて最後の御奉公!」とバルバエキスを飲んで巨大化する。

だが、ギンガレオン以外の星獣に大した抵抗も出来ぬまま、ギンガベリックの強雷撃とギンガットの合花弾に怯んだ所へギンガリラの豪腕力で投げ飛ばされ、止めのギンガルコンの轟旋風を受けてそのまま敢え無く爆散した。

傀儡太夫が倒された事を受け、ブドーは「傀儡太夫、務め御苦労であった……。」と例によって労いの言葉を掛けるのであった。

今エピソードの最後、リョウマの安否を心配する4人が傀儡太夫のアジトへ向かうと、中からボロボロのリョウマの肩を抱いて黒騎士ブルブラックがシルエットのみで登場。次回からギンガの光の争奪戦は激しさを増して行く。

余談

モチーフはヒトデ傀儡子

ヒトデがモチーフの怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて、『電撃戦隊チェンジマン』の宇宙獣士カミラから数えて今作で実に13年振りの登場となる。

声を演じた石森氏は特撮作品への出演は今作が初だったが、同時に2013年6月に亡くなった為、これが最初で最後の出演となった。

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