機体説明
型式番号GNY-002。第3世代機開発のための実働データ収集を目的に開発された第2世代ガンダムの2号機。デュナメスの前身。マイスターはハナヨ、フォン・スパーク。
索敵・情報戦に特化したMSで、全身各所に高精度Eセンサーを設置している。あらゆる状況下におけるセンサーの動作試験を目的としているため直接的な戦闘力は非常に低く、装甲はセンサーが正常に機能しうる最低限の厚さしか施されていない。唯一有効な防御力を発揮するのは大型センサーシールドのみ。この機体のテストで得られたデータは、第3世代機デュナメスの照準システムにフィードバックされることとなった。
武装
- リボルバーバズーカ
6連の回転式弾倉を持つ。バズーカの弾頭は複数の種類が用意されており、異なる弾頭を混在して装填することもできる。
- GNビームサーベル
腰のGNバーニア両側面に2基を装備。
- 大型センサーシールド
左肩に装備。センサー稼働データの収集と言う目的上、防御力が非常に低いサダルスードの生命線。
バリエーション
GNY-002F ガンダムサダルスードTYPE-F
『00F』に登場。大型センサーシールドが右肩にも装備され、防御力が強化されている。センサーシールドはスラスターとしても機能する。アストレアTYPE-Fと同じく、任務の際は複眼型センサーマスクを装着する。CB壊滅後はフェレシュテによって更なる改修が加えられ、局所的ながらGNフィールドの展開機能が追加された。パイロットの技量次第では、敵の攻撃タイミングに合わせ展開位置を移動させることで、全面展開時とほぼ同等の効果を得ることができる。回収したデュナメスのGNスナイパーライフルも使用する。ヒクサー・フェルミによって一時奪取されたが、ヒクサー自身がフェレシュテ所属となり機体も戻っている。
GNY-002FB ガンダムサダルスードTYPE-Fブラック(ブラックサダルスード)
『00F』に登場。ブラックアストレアと同じくフォンに破壊された後に回収された。
GNY-002F ガンダムサダルスードTYPE-F フォン・スパーク専用機
『00I』に登場。フォンが回収し、修復したブラックサダルスードを自分専用に改修した機体。カラーリングがオリジナル仕様に戻されている。エウクレイデスに保管されていたが、ビサイドとの戦いでラジエルを失ったヒクサーに貸与され再戦を挑むものの、リジェネの能力で太陽炉を強制停止させられ、1.5ガンダムのアルヴァアロンキャノンの直撃を受けて爆散した(ただしハロによる自動操縦であり、ヒクサーはその隙を突いてビサイドを倒すことに成功した)。