概要
一人称は「お姉さん」。口癖は「あらー」。相手をちゃん付けで呼ぶ。
酒が非常に大好きで将来は酒に強い人を伴侶にすると豪語するほどであり、
盾の勇者である岩谷尚文が全く酒に酔わない体質であると知ってからは執拗にアプローチしている。
盾の勇者の成り上がり
ラフタリア、キール、リファナと同じメルロマルク領の亜人自治区の村に住んでいたが、波の被害で廃村になり、散り散りになった村民たちを探していた。
また波が起こった際には遠洋漁業に出ており、そのせいで帰りが遅くなり村民達を守れなかった事を悔やんでいた。
領地経営のための奴隷を欲してゼルトブルに赴いた尚文に買われる形で仲間になる(書籍版ではナディアというリングネームで闘技相手として相対し、闘技場側が起こしたトラブルでの共闘を経て彼の仲間になった)。
普段は獣人の形態で過ごしているが、魔力を使いすぎたり真面目な話をする時は亜人形態になる。(書籍版では常時亜人形態で、戦闘時に獣人形態に変身するようになった)
戦闘能力が非常に高く、レベルリセットされても飄々としていたり、自身に雷系の魔法を当てて擬似無双活性を使ったり、水竜(後述)から加護を受けており龍脈法も扱える。
ババアからも変幻無双流の修行は無理強いしないと言われるほど。
水中戦ならばハクコにも勝ると言われ、尚文からレベルを上げるついでに海のお宝のサルベージを指示される。
戦闘力以外にも観察力等も高く、web版の出来事で新七つの大罪を覚醒させておかしくなった尚文に従っているフリをしつつ、ラフタリア陣営を陰ながらサポートしていたが、尚文にバレて捕まり肉体改造を施されてしまう。
最終盤の女神戦では異世界の眷属器である銛の勇者に選ばれ、女神撃破に貢献した。(書籍版では絆達の異世界で起こった戦闘で銛の眷属器持ちの転生者から奪還する形で選ばれた)
エピローグでは尚文と結ばれたらしい。
過去
ラフタリア一家を生きる意味と認識していて、断片的にラフタリアの過去や自身と一家を守るために戦闘力があることも明かす。
誰に対しても明るく陽気に接するが、彼女の本心やその壮絶な過去について知っているのは今は亡きラフタリアの両親のみであり、それらについて(断片的ではあるが)明かしたのは尚文だけである。
web版ではそこまでだったが、書籍版にて彼女の出生とラフタリアの両親との関係性が明らかになった。
元は東の大国・クテンロウの水竜を祭る家の生まれで、水竜の巫女兼殺戮の巫女の肩書で巫女として国絡みの仕事のみならず、その暗部において罪人を処刑する役職に就いていた。
幼い頃すぐに急成長させられ、様々な武術を稽古で仕込まれて恐れられる程の戦闘力を得たものの神託(自身に天命の祝福を施せる特殊な業)の才能がなかったために自身の両親や当時の天命(=ラフタリアの祖父)に罵倒されていた。そのせいで両親をあの人達呼ばわりしているほど関係が冷え切っている。
上記の処刑では決闘という形で従事して罪悪感を軽減しながらも、内心では真面目に悩み半ば壊れかかっていたところを当時の天命候補だったラフタリアの父親に励まされ、次期天命候補の争いに嫌気がさした彼とその妻(=ラフタリアの母親)と共に護衛として国外逃亡するまでに至る。
水竜や革命派らから表面上の罰としてレベルリセットの刑を施されるも、ラフタリアの両親から親代わりに愛を受けて育ち、やがてメルロマルクの亜人自治区へ流れ着いたという。
(真)槍の勇者のやり直し
フォーブレイ編終盤から登場。
槍の勇者・北村元康からはお姉さんのお姉さんと呼ばれ、加えて常時獣人の姿のため豚扱いはされていない。
ラフタリア達を探すために放浪の旅をしていた。
ゼルトブル前編では奴隷商の調査でラフタリアが既に死亡している上にメルロマルクの事件でアンデッド化した可能性が高いと発覚。
ショックから体調を崩し死を望むようになったが、尚文の説得により新たな希望を見出して回復し、尚文と付き合いやがて結ばれた。
尚文の愛は自分以外も受けるべきだと(多少の選りすぐりはあるが)様々な人物を巻き込んでいる。
フィーロと会うための最後のループでも意外なポジションで登場することになる。
真・やり直しでは真・チュートリアル編と伝承のフィロリアル編にて登場し、いずれの場合もゼルトブルで尚文達と出会い仲間になる。
関連タグ
盾の勇者の成り上がり 槍の勇者のやり直し 盾の勇者の成り上がり登場キャラクター一覧
あたしが隣にいるうちに…(アニメ版後期ED曲。歌詞をサディナに当てはめると…)