概要
イノベイター用MS「GNZシリーズ」(ガ系MS)の礎となった擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。イノベイターがヴェーダから引き出したデータを基に開発された。
本機はガンダムプルトーネのデータが反映されており、トリコロールのほか両肩のGNコンデンサーやコア・ファイターなどに技術的な繋がりを見る事が出来る。前身と言えるのは厳密に言えば「ブラックプルトーネ」と呼ばれるイノベイド用プルトーネであり、ブラックラジエルなど他のブラックタイプの実働データも反映されている。
ガルムとはGeneration of Reborn MS(生まれ変わったMSの世代)を意味し、北欧神話の番犬から名付けられた。後に開発された本機の後継機郡も北欧神話にあやかっている。
『00I』ではリジェネがレイヴ・レチタティーヴォら「六人の仲間集め」のミッションに介入するべく軌道エレベーターへ向かう為の足として用いられ、その後覚醒したリジェネの能力によって擬似太陽炉をバーストさせた後、ソレスタルビーイングの手へ渡り軌道エレベーターに隠匿されていた。
その後、大型ELSの来襲に伴いレオ・ジークらが新たに擬似太陽炉を調達して戦線に投入。脳量子波遮断施設に向かうELSを誘導して機体を侵食させるが、完全に侵食される直前にELSが人類を理解した事によってガルムガンダムEに生まれ変わっている。