概要
本名アドル=クリスティン。
「Ys」シリーズの主人公であり、作品世界における伝説的冒険家。
『イースI・II』における、17歳でのエステリア島における冒険を皮切りに、生涯にわたりエウロパ地方(現実世界におけるヨーロッパに相当)を中心に数多の冒険をこなし、60代での極地探検中に消息不明となる。
「Ys」は彼が50代に入ってから記した回想録を元にしたゲーム、という設定になっている為、シリーズは必ずしも時系列順というわけではない(具体的には2019年時点で発表されているシリーズでは(「オリジン」→)1→2→4/「セルセタの樹海」→3/「フェルガナの誓い」→5→8→6→SEVEN→9の順)。
また作品毎に年齢が違う為(描き手が違うというだけではなく)微妙に体格や顔つきが違う。
特技は船が難破して漂流する事と、その後美少女に発見されて介抱される事。
なお、数多の冒険を繰り返しているはずなのに作品が改まるたびにレベル1に戻り、装備もなくなっているのはシリーズにおける一つのナゾである。嘘か誠か「冒険をより楽しむ為に縛りプレイをしている」等という説も。
9の序盤の尋問官との会話シーンからすると、どうやら現地で得た武具に関しては、現地に置いてきている(手放してきている)ようである。
旅の先々で行ってきた冒険で、人知を超えた様々な現象や事件の当事者となり、長年にわたり各地に残されていた謎を解明した事から20代前半頃から徐々に名前が知れ渡り始め、『6』でそれなりの知名度を得る。さらに、『6』におけるカナン諸島での冒険で、有翼人文明に関する大発見をし、『7』におけるアルタゴ公国で竜を倒して公国滅亡の危機を救った事で、『9』の頃にはかなりの有名人となっている。
一方でロムン帝国からはかなり警戒されている。
『6』の冒険では、カナン諸島に向かったロムン海軍艦隊が突如消滅した事により、軍体制が大打撃を受ける。調査していく中でアドルの噂を聞いた上層部は彼がこの一見に深く関わっていると睨み、『9』の時点では帝国から指名手配されている。
赤の王
イース9にてアドルが変身した「怪人(モンストルム)」としての姿。
異能アクションは「クリムゾンライン-王者の道-」。
『みんな集まれ!ファルコム学園』におけるアドル
美少女好きがさらにエスカレートした上に馬鹿になってしまっている。隙あらば教師となったダルク=ファクトをあらゆる手段を用いて抹殺しようとしたり、ピッカードの姿になったラッピィ校長を食べようとしたりしている。
一度、ダームの塔を占領してアドルの塔にしてしまった。
第8話ではアドルが何人も来たことがあり、その時には北米版メガドライブYsIIIのアドルも現れた(通称:北米版アドル)。彼は板であり、さらに顔つきがアドルと大きく異なっていてごつい(因みに第8話のラストにはOVA版のアドルも登場した)。
関連タグ
ファルコムちゃん - コンパイルハートの「ネプテューヌ」シリーズの登場人物。名前の通りファルコムの擬人化で、アドルとエステルがキャラクターモデルになっている。