スペック
スペック
機体名 | バイオラプターグイ |
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番号 | GB-007 |
所属 | ディガルド武国 |
分類 | ミクロラプトル型 |
全長 | 15.1m |
全高 | 4.0m |
重量 | 19.0t |
最高速度 | M1.8 |
乗員人数 | 1名 |
武装 |
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概要
バイオラプターをベースに、空中戦に対応できるよう改造されたミクロラプトル型バイオゾイドで、開発にはディガルド四天王のフェルミも関与している。バイオラプター同様、人工的な部分が多く、寿命も短い。四肢全てに翼を有する特異なフォルムが特徴で、全身を覆うライトヘルアーマーはビーム攻撃や実弾を無効化する。バイオラプターやその元となったバイオメガラプトルが熱系の兵器を武装していたに対して冷凍系の兵器で武装しており、音も無くターゲットに忍び寄り、諜報活動や略奪行為を繰り返し、必ず複数で活動し、一撃離脱戦法を得意とする。
キットについて
キットは2005年7月14日に発売。他のバイオゾイドのキットと同じように駆動ギミックはなく、発光・鳴き声発声ギミックもない。更にカスタマイズパーツやブロックスのパーツを取り付け可能なハードポイントもないため、四肢や口・首・尻尾・コックピットハッチの可動のみが唯一のギミックとなる。首と尻尾は軟質素材、それ以外の部位はプラパーツで成型されており、目や羽パーツの一部箇所、爪などの彩色は塗装で再現されている。
バイオラプターの派生機である為、頭部などは新規だがボディなどは流用(内部フレームは青系に変更)されており、パーツの差し替えだけで「ラプター顔のグイ」「グイ顔のラプター」などが作成できる。
アニメでの活躍
ジーンが天空人との間に結んだ「天空通商条約」(例・特例のバイオプテラ以外の飛行ゾイドを造り出してはならない)を破り、秘密裏に開発していたバイオゾイド。(初登場は第35話だが、調整中だった為出撃せず、本格的な出撃は第36話のラストとなる)
燃費が非常に悪く、飛行システムが特殊である為か自力で離陸する事はできず、大掛かりな発射装置と大勢の人手を必要とする欠点があるが、『ゾイドジェネシス』の世界では飛行ゾイドは非常に希少であるが故に対飛行ゾイド戦術は殆ど確立されておらず、生半可な攻撃はライトヘルアーマーで無効化されてしまうのは勿論のこと、陸上型ゾイドのメタルzi製の武器による接近戦は届かず、弱点である口内部を正確に狙う事は難しく、ソラシティのデカルトドラゴンと無人操縦型ザバットが放つ特殊なビーム及びバンブリアンのバンブーミサイルで撃墜する以外は降下してきた所をメタルzi製の武器で攻撃するか無防備な着陸状態を奇襲するしか倒す手段はなかった。
実はこのゾイドは単なる戦力強化ではなく、ジーンによるソラシティ破壊の為に造り出されたゾイドであり、その手始めとしてバイオラプターグイの量産に踏み切ったディガルドに憤慨する天空人を欺き、ズーリへの空爆を敢行して壊滅へと追いやった。
その後41話にて急逝したララダ3世に代わって実権を握ったジーンは機は熟したとばかりに天空人への反逆を開始し、バイオラプターグイの大編隊による飽和攻撃でソラシティを襲撃。限界を迎えた防衛システム突破の末に中枢システムは破壊され、ソラシティは墜落し失われてしまった(ソラノヒトの殆どは討伐軍のギルドラゴンに避難して事なきを得た)。
だが、それ以降はジーンの唯一絶対神宣言のビラ配りに駆り出されただけで、最終決戦時は戦力の大半が失われていたこともあってか姿を見せていない。
余談
- 過去のシリーズで追加装備や改造により冷凍系の兵器を搭載する事はあれど、基本武装として冷凍系の武器を装備しているのはバイオラプターグイが初となる。
- アニメにおいては上述の冷凍兵器どころかバイオゾイド特有のヘルアーマー製の武器も一切使用していない(直撃したミサイルを弾き返した際、冷気のようなオーラを出していた)。代わりにミサイルや爆弾を用いるなど通常ゾイドと同様の攻撃方法を取り、飛行システムが特殊と言う点を強調する為か飛行中はプロペラ機のような飛行音を発生させている。
関連タグ
ゾイドジェネシス ディガルド武国 バイオゾイド ナンバー(ゾイドジェネシス) バイオラプター
エヴォフライヤー:同じくミクロラプトル型のブロックスゾイド。