イキリオタク
いきりおたく
概要
自分が力を持つリア充かの如く粋がっている痛いオタクのこと。またはレッテル貼りの一種(後述)。
ここでいう「イキリ」とは関西弁で粋がっている(調子に乗っている)という意味である。
以下の出自からして「好きな物を蔑まれていきりたって攻撃的になっているオタク」の事ではない。
ただ他の地方では語感から「いきり立つ」と勘違いされやすいため、誤用が生じるのも無理はない。
イキリトコピペ
2017年冬頃から、Twitter上ではハッシュタグ「#あなたっぽいア二メキャラ」を使った大喜利が発となって、イキったオタクのズレた自慢内容がコピペ改変ネタとして流行した。
ネタ元を調査する者もいたようだが、結局冗談でなく本気でこの内容を初めてツイートした者は実在したかどうか不明とのこと。
例:
「キリトかなーやっぱりww
自分は思わないんだけど周りにキリトに似てるってよく言われるwww
こないだDQNに絡まれた時も気が付いたら意識無くて周りに人が血だらけで倒れてたしなwww
ちなみに彼女もアスナに似てる(聞いてないw)」
また、
「キリトかなーやっぱw
一応オタクだけど彼女いるし、俺って退けない性格だしそこら辺とかめっちゃ似てるって言われる()
握力も31キロあってクラスの女子にたかられる←彼女いるからやめろ!笑
俺、これでも中1ですよ?」
などなど。
だがキリトの中の人である松岡禎丞はラジオ番組で既にネタに関して情報が入っており、「キリトに対して使わないで欲しい」と警告と風評被害を受けたと発表していた。皆もネタに使うときは場所を考えて使おう。
これに関してはイキリトの記事も参照のこと。
レッテル貼り
この言葉は、SNSや掲示板ではレッテル貼りとして機能している面が強い。
具体的には、単純に気に入らない者・敵と見做した者を見下して煽る際に「イキリオタク」がよく使われる。
相手がオタクの性質を持っているかは関係なく、むしろ実際はオタク同士の同族嫌悪である場合が多い。
そもそも「オタク」という言葉自体が典型的なレッテル貼りの一つであり、更に勢いをつけて罵倒したいため「イキリオタク=調子に乗ったオタク」が広まっている。
ただし、アニメ・ゲーム・アイドルなどのサブカルチャーが国民的に根付いた現在の日本では「オタク」の要素を誰でも持ち得ており、言う側も往々にして「イキリオタク」の性質を否定できなかったりする。
従って、言われる側も中身のない単純なレッテル貼り程度に受け取るのが好ましいだろう。