概要
映像信号を全て混ぜて伝送するコンポジットに対し、輝度と色差に分けて出力することで高画質化を図った規格。
ビクターよりS-VHSと同時に発表されたが命名法に関連はなく信号を分けることの「セパレート」から名付けられている。
特定の電圧を掛けることにより4:3映像と16:9映像の判別を行う
コントロール信号として扱うS1・S2端子が規格化され、後のD端子でも採用されている。
家庭用ゲーム機ではスーパーファミコンやプレイステーション(及びその後継機種)がS端子に対応していることで知られる。
取り扱い注意
ミニDINコネクタが採用されており内部のピンが折れやすいので、
販促用ビデオデッキの接続など頻繁な抜き差しを繰り返す用途には向いていない。
外部リンクで触れられているがS端子コネクタの付いた海外製のAV機器には日本のS端子ケーブルが差し込めず使用不可能な問題があるため、購入前に確認が必要。
関連タグ
ビデオカード:この場合コンポーネント端子も接続出来るようになっている