江風改二
がだるかなるのまろう
改白露型駆逐艦 概要、出るぜ!ついてきな!
2016年4月22日のアップデートで実装された。
情報が出た当初は五月雨も候補に入っていたが、後に夜戦で活躍したことを強調され、江風の説が濃厚になった。
そして、「艦これ春の艦祭り」で大潮と共に名指しで改二実装が告知される。
具体的な艦名を挙げての告知はこれが初めてであり、提督たちには多大な驚きと喜びをもって迎え入れられた。
ちなみに、公式ツイッターの方は艦祭り閉幕後も一貫して艦名を公表することはなかった。
改装練度はLv75と、大潮改二(Lv65)で下がったところから再び高騰している。
その代わりに設計図は不要なのでご安心を。
ンっ、いいねいいねー!やっぱ新しい容姿は捗るねー!
全体的に髪が伸びており、髪型は白露型の改二に倣って、白いカチューシャから飛び出た二房が犬耳のように左右に広がっており、そこだけ毛先がわずかに青白い。また、後ろ髪も二房にまとめるだけだったものが二房とも三つ編みになっており、毛先には翡翠色の玉によって留められている。
表が白地、裏が黒地のマントを羽織っており、その首元には中心に翡翠色の玉をはめた桜紋(?)の金具によって留められている。これは夕立の白いマフラーを彷彿とさせると同時に、翻って見える黒地によって黒い翼のようにも見える。リボンも青から赤へと変化、布地の端も赤や銅色の縁取りが為され、髪留めを除いてカラーリングから蒼みががった部分が無くなった。
一方で、このマントによって露出していた腋が隠れ気味になってしまい、さらに前が空いていた制服も閉じてしまったためへそ出し成分はなくなってしまった(姉の海風は逆にへそ出しスタイルとなった)。
そして、目は海色から金色へと変化。どこか魔性を感じさせる雰囲気を纏うようになり、全体的に悪魔的な雰囲気を醸し出している。
おかげで一部からは早速夕立や時雨に倣って「魔犬」、中破時の「まろーん(ンなろー)」に引っ掛けて「魔狼(まろう)」などと呼ばれている。
一方、とある戦闘狂ロボとシルエットが重なるのか、こんな異名も…
ちなみに秋限定の浴衣グラフィックでは、改二であっても改時点の髪型と青い瞳に戻っている。
改二での容姿の変化は不可逆的なものではなく、一時的な変化であるという可能性も出てきたが、コンビニにバイトに行った時は金色の瞳だったので、そのあたりは提督諸氏の個々の解釈に委ねられることとなる。
なお、メタ的な話をすると改二が実装される前に限定グラが実装された艦娘は、改二になってもそのグラが那珂以外全員使い回されている。
2017年2月現在でそのパターンに当てはまるのは睦月・如月・叢雲・江風の4人で、このうち髪型や瞳の色が変わっているのは江風のみなので、改造前後の差異を考慮せずに慣例に従ったものと思われる。
艤装は12cm単装砲を右手に提げ、左手に魚雷を二本構えている。
腰にはボリュームアップした機関部とそこから伸びる檣(ほばしら)、魚雷発射管を載せていた右側の基部は、12.7cm連装砲1基2門に換装している。代わりに両太腿のバンドに、小型化した四連装魚雷発射管をセットしており、相対的に魚雷の保有数が増加している。
新装備として、爆雷を右肩から弾帯にセットして携行している。
中破時は右側を大きく損傷し、太腿を大胆に見せているが、表情は恥じらいよりも勇ましさと悔しさを前に出した、中々にイケメンな感じとなっている。
そーさ、改白露型だよ。バランスいい性能だろう?なっ!
性能は「火力:62」「雷装:96」という夜戦特化型。
“ガダルカナルの切り込み隊長”として、米軍水雷戦隊をたった一人で相手取った武勲は伊達ではない。
「総合火力:158」は実装当事は夕立改二の166、綾波改二の162に次いで第三位、雷装に至っては島風の99に次ぐ二位と、いずれも恐るべき威力を叩き出している。
ただし「幸運:19」(吹雪・吹雪改二と同値)とそこまで高くないので、連撃装備が安定するだろう。
また、大発系の装備も可能で陸上深海棲艦にも有効打を叩き込めるため、純粋に夕立改二の亜種と言うわけではなく、対地戦闘を含めた運用が出来る攻撃型の万能系に近い。
その代わり、他が改二駆逐艦としては平均的で、特に対潜値が低め。現状で対潜攻撃は装備による恩恵が強いので、そこまで気にするものでもないが、対地戦闘や夜戦特化の道中で対潜戦闘に見舞われるとちょっとつらいかもしれない。
上陸艇も「大発動艇(八九式中戦車+陸戦隊)」までが限度で、特二式内火艇は積めないので注意。
初期装備は「12.7cm連装砲B型改二」「61cm四連(酸素)装魚雷」、そして綾波改二・川内改二に次いで「照明弾」を引っ提げてくる。