ダーク・ファンタジー漫画「ドロヘドロ」に登場する組織。メンバーの殆どが魔法を使えない魔法使いで構成されている。
概要
魔法使いから「役立たず」と嘲笑され社会での居場所を失っていたという背景を持つ。構成員は証として両の瞼を縦横に走る精巧な十字の刺青を彫っている。前述どおり魔法が使えない者が組織の大半であるため、構成員は皆ナイフや刃物の扱いに長けている。「黒い粉」を唯一取り扱う組織であり、主な資金源としていた。組織的に上級魔法使いを何人も殺害しているため、煙ファミリーの最大の標的とされている。
構成員によっては魔法使いの身体のどの箇所を斬れば魔法が使えなくなるかを熟知している。
現在は黒い粉を製造する方法を唯一知っているボスが行方不明であり、黒い粉の作成にも失敗しているため、組織は衰退している。
メンバーの共通点は組織の一員の証としての両の瞼を縦横に走る精巧な十字の刺青だが、ボスだけは刺青ではなく痣のようなものであり、血塗りのような歪な形状をしている。
主なメンバー
壊…十字目のボス
栗鼠…カイマンの口の中にいた男。死んでいたが後にキクラゲの魔法によって生き返る。
夏木…新入り。恵比寿に腕を切断された際に防御の魔法が使えるようになる。
関連イラスト